宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/11/ 6 11:50 更新 高速の太陽風は続いています。明日くらいに太陽風の乱れが到来しそうです。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日より550km/秒で安定していましたが、 今朝から少し下がり始め、現在は500km/秒を割りかけています。 高速風は続いていますが、勢いは弱まる傾向にある様です。 磁場強度は、5〜6nTと平均的な状態が続いています。 磁場の南北成分は、-2〜-3nTくらいですが、南向きが続いています。 このため、磁気圏の活動もやや高まった状態が続いていて、 AE指数は、300〜700nTの小中規模の変化が連続しています。 ノルウェー北部のトロムソのオーロラの様子を、 全天カメラの動画で紹介します。 世界時5日23時頃の活動で、 この頃のAE指数は、300nT程度の変化を示しています。 昨日のニュースで紹介したように、 M3.7の中規模フレアに伴って噴出したCMEによる太陽風の乱れが、 現在地球に向かっています。 到来まで2日半〜3日くらいかかると考えると、 明日の昼から夜にかけて地球に達すると予想されます。 擾乱の到来後に磁場が強まって、南向きに大きく変化すると、 磁気圏の活動はより激しくなります。 ACE衛星のデータや、オーロラのライブカメラなどに注目して下さい。 太陽は、M3.7のフレア以降は、一気に静かになっています。 2445黒点群が西に沈んだため、X線グラフの強度は一段下がり、 変化も少なくなっています。 東端から現れた2448黒点群も、目立った変化は起きていません。 一方、東端の向こう側に、活発に活動する領域がある様です。 これから、どの様な領域が姿を現すでしょうか。 ノルウェー・トロムソの全天カメラにより撮影された、世界時5日23時頃のオーロラ。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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