宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/11/ 4 13:12 更新 700km/秒台の高速太陽風が到来しました。オーロラの活動も高まっています。 担当 篠原 昨日のニュース以降、 太陽風の磁場強度は、20nTを超えて強まりました。 速度も追いかけるように上昇を始め、 3日16時(世界時3日7時)に500km/秒、 3日20時(世界時3日11時)には700km/秒に高まりました。 27日周期の図を見ると、 半日ほど早く始まりましたが、前周期と同程度の高速風になっています。 太陽風の強まりとともに、オーロラの活動も高まって、 AE指数は、700〜1000nTの中規模の変化が続き、 最大は、1400nTの変化になっています。 初めの頃の、AE指数が700nTくらいの変化をしていた時間帯の、 アラスカのオーロラを動画で紹介します。 雲と月明かりで、条件はやや厳しいですが、 繰り返し、夜空をオーロラが彩っています。 現在の太陽風は、 速度は700km/秒前後と高まった状態が続いていますが、 磁場強度は5nTと平均的な値に戻っています。 前周期は、続いてやってきた高速風領域と繋がって、 一週間近く高速風が続きましたが、 今回は、コロナホールの領域が小さくなっているので、 短い期間で一旦終わるかもしれません。 引き続き注目して下さい。 太陽のフレア活動は、2443黒点群で、C5.5、 2445黒点群で、C3.9、C3.0程度とややおとしなしく、 と書きかけたところで、 2445黒点群でM1.9の中規模フレアが発生しました。 短時間の増光で、SOO衛星AIA131の写真を掲載します。 2443群と2445群の活動には、引き続き注目して下さい。 (c) 情報通信研究機構、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 2443黒点群の拡大写真。SDO衛星。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース 2445黒点群で発生した、M1.9の中規模フレア。SDO衛星AIA131。 (c) SDO (NASA) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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