宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/10/19 10:11 更新 太陽風磁場が南向きに強まって、磁気圏の活動を高めました。 担当 篠原 昨日のニュースの後、太陽風の磁場強度は、 10nTを超えるくらいに強まり、 18日23時(世界時18日14時)頃まで強まった状態が続きました。 磁場の南北成分は、初めは北向きに強まったのですが、 18日15時(世界時18日6時)頃に南向きに切り替わり、 -10nT近い強い南向きになりました。 太陽風の速度は、400km/秒と平均的な速さでしたが、 強い南向き磁場の影響で磁気圏の活動は高まり、 AE指数は、1400nTの激しい変化が発生しています。 太陽風磁場の南北成分は、 磁場強度が高まっていた18日23時(世界時18日14時)頃まで、 南向き磁場の強まった状態が続き、 AE指数も500〜1000nTの活発な変化が続きましたが、 以降は、磁場強度が下がり、磁気圏の変化も小さくなっています。 現在の太陽風は、速度は450km/秒とやや高速ですが、 磁場強度は2nT近くまで下がっています。 太陽風の高まりは、ひと段落ついた様です。 急な太陽風の乱れでしたが、 極域の各地で賑やかなオーロラの活動が見られたのではないでしょうか。 太陽では、南東の端(左下)から、 昨日のMクラスフレアを起こした2437黒点群が現れました。 しかし、その後は活動は静かになっていて、 X線のグラフはほとんど変化がなくなっています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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