宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/10/14 13:06 更新 C9.5のフレアが発生しました。高速太陽風が続き、磁気圏も活動的です。 担当 篠原 昨夜、13日23時(世界時13日14時)に、 太陽の東側で、C9.5とMクラス寸前のフレアが発生しました。 この領域は、現在は太陽の東端に現れて、 2434黒点群と番号が付けられています。 昨日お知らせしたC4.5から、C9.5、C3.3などの発生の様子を、 SDO衛星AIA131の動画で紹介します。 2434群は、この後、どの様な活動を続けるでしょうか。 引き続き注目して下さい。 太陽風は、昨日のニュースの後、580km/秒まで速度が高まり、 以降、ゆっくりと低下を始めています。 現在は、500km/秒まで下がっていますが、高速の状態は続いています。 磁場の南北成分は、7〜8nTとやや強まった状態です。 この様子だと、高速の状態はまだ続きそうに思います。 磁場の南北成分は、南寄りの傾向が続いていて、 -5nT近い変化が発生しています。 速度が高まっていることもあって、磁気圏の活動は高まっていて、 AE指数は、500〜1000nTと中規模の活動が続いています。 極域では、にぎやかにオーロラが観測されているのではないでしょうか。 SDO衛星AIA193のコロナ写真では、 コロナホールは、太陽の中心線を通り過ぎたところです。 これから4日くらい、影響が続く可能性があります。 放射線帯の高エネルギー電子は、 GOES15が10,000を超えています。 太陽風の高まりが続いているので、 こちらも高まった状態が続きそうです。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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