宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2015/10/15 10:07 更新 太陽風はやや高速に下がっています。フレアも弱まっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、500km/秒から460km/秒へ下がり、 やや高速の状態に下がっています。 磁場強度も、8nTから4nTへゆっくりと下がっています。 太陽風は弱まる傾向ですが、 SDO衛星AIA193の写真では、 コロナホールの広い領域の影響はこれから及ぶ可能性もあり、 引き続き変化に注目して下さい。 磁場の南北成分は、南寄りの傾向が続いていますが、 振れ幅は次第に小さくなっています。 速度が下がりつつあることもあって、 磁気圏の活動は次第に小さくなっている様です。 AE指数のグラフは、前半は800nTくらいの中規模の変化が続いていますが、 後半は、500nTを割る様になっています。 放射線帯の高エネルギー電子は、今日も10,000に達しています。 太陽風が弱まってきたので、 これから次第に下がっていく可能性があります。 太陽では、2434黒点群の全体が見えてきましたが、 C1の小さいフレアが2回発生した程度で、少し静かになっています。 このまま弱まっていくのか、あるいは、再び高まるでしょうか。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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