宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2015/10/16 12:01 更新 2434黒点群でM1のフレアが発生しました。太陽風は平均的な速さに戻っています。 担当 篠原 2434黒点群の活動が、再び活発になっています。 昨日のニュース以降、C3.6、C3.9、C3.1などを最大とする Cクラスの小規模フレアが12回発生し、 今朝、16日8時半には、M1.1の中規模フレアが発生しました。 活発な活動の様子を、SDO衛星AIA131の動画で紹介します。 GOES衛星のX線グラフでは、M1.1フレアに重なる様に、 C4.9の小規模フレアも発生しています。 これは、東端(左端)の向こうの北半球側で起きたフレアです。 ここにも活動的な領域がある様です。 太陽風は、速度が450km/秒から400km/病へ下がり、 平均的な速さに戻っています。 コロナホールの広がりはありましたが、 強い影響は及ばなかった様です。 太陽風の磁場強度は、6nTと平均的な値で安定しています。 磁場の南北成分は、-5nT前後で南側に振れ続けています。 AE指数は、300nTの小規模の変化が連続的に発生していますが、 あまり大きな変化にはなっていません。 放射線隊の高エネルギー電子は、 今日も10,000のレベルに達しています。 太陽風が落ち着いてきたので、 これからゆっくりと減少に向かいそうです。 2434黒点群のフレア活動の様子。SDO衛星AIA131。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |