宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:08)
今日、C4.5の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/13 10:11 C4.5
10/12 06:39 C3.2
10/11 --- ---

黒点 10/13 (NOAA)
磁場 フレア
2430 1 α ---
2431 1 α ---
2432 5 β ---
2433 4 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:57 534 -1.0
-2 h 496 +4.2
-4 h 525 +0.3
-6 h 518 -3.5
-8 h 505 +0.8
-10 h 495 -4.7
-12 h 471 -1.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -19 -/ -
-2 h -26 -/ -
-4 h -26 -/ -
-6 h -27 -/ -
-8 h -29 -/ -
-10 h -28 -/ -
-12 h -24 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 4x10^3
10/13 0.4 4x10^4
10/12 0.3 1x10^5
10/11 0.4 1x10^5
10/10 0.3 2x10^5
10/ 9 0.3 7x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
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X線5分1分 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/10/ 8 14:41 太陽風が大きく乱れ、磁気圏の活動を強めています。アイスランドのオーロラをどうぞ。
2015/10/ 9 11:46 700km/秒台の高速太陽風が続いています。磁気圏の擾乱も続いています。
2015/10/10 13:51 650km/秒の高速太陽風が続いています。磁気圏の活動も活発です。
2015/10/11 10:06 太陽風の速度は下がり始めましたが、高速の状態は続いています。
2015/10/12 13:47 高速の太陽風は終わりつつある様です。C3の小規模フレアが発生しました。
最新のニュース

2015/10/13 12:08 更新
太陽風は500km/秒台の高速風に戻っています。太陽の東端でC4.5のフレアが起きました。

担当 篠原

太陽風の速度は、
昨夕、12日18時(世界時12日9時)頃から再び高まって、
現在は、500〜530km/秒と高速の状態に戻っています。
磁場強度も少し強まり、7nT前後で推移しています。

SDO衛星AIA193の太陽写真の、
北半球側に広がっている大きなコロナホールの影響が
地球へ及び始めたのではないでしょうか。

コロナホールは、太陽の北西側(右上)から、
中心部の左側へかけて大きく広がっています。
これから5日くらいにわたって、
太陽風の高まった状態が続くかもしれません。


太陽風磁場の南北成分は、
南向き(マイナス方向)に変化する時間帯が目立っています。
このため、磁気圏の活動は高まった状態が続き、
AE指数は、500nT前後の中規模の変化が多く発生し、
最大で、1500nTに達する変化も起きています。
この後も、磁気圏の活動に注目して下さい。


放射線帯の高エネルギー電子は、今日にかけて減少していますが、
依然、10,000を超えていて、高まった状態が続いています。
太陽風の速度が再び上昇したことから、
放射線帯の変化にも注意が必要です。


太陽では、東端の向こう側の領域で、
今朝、13日10時(世界時13日1時)に、
C4.5の小規模フレアが再び発生しています。

もうしばらくすると、黒点群が姿を現しそうです。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。