宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/10/13 12:08 更新 太陽風は500km/秒台の高速風に戻っています。太陽の東端でC4.5のフレアが起きました。 担当 篠原 太陽風の速度は、 昨夕、12日18時(世界時12日9時)頃から再び高まって、 現在は、500〜530km/秒と高速の状態に戻っています。 磁場強度も少し強まり、7nT前後で推移しています。 SDO衛星AIA193の太陽写真の、 北半球側に広がっている大きなコロナホールの影響が 地球へ及び始めたのではないでしょうか。 コロナホールは、太陽の北西側(右上)から、 中心部の左側へかけて大きく広がっています。 これから5日くらいにわたって、 太陽風の高まった状態が続くかもしれません。 太陽風磁場の南北成分は、 南向き(マイナス方向)に変化する時間帯が目立っています。 このため、磁気圏の活動は高まった状態が続き、 AE指数は、500nT前後の中規模の変化が多く発生し、 最大で、1500nTに達する変化も起きています。 この後も、磁気圏の活動に注目して下さい。 放射線帯の高エネルギー電子は、今日にかけて減少していますが、 依然、10,000を超えていて、高まった状態が続いています。 太陽風の速度が再び上昇したことから、 放射線帯の変化にも注意が必要です。 太陽では、東端の向こう側の領域で、 今朝、13日10時(世界時13日1時)に、 C4.5の小規模フレアが再び発生しています。 もうしばらくすると、黒点群が姿を現しそうです。
(c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC ![]() リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT ![]() 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC ![]() GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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