宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:46)
太陽フレアは静かです。
太陽風が非常に高速です。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/ 9 --- ---
10/ 8 --- ---
10/ 7 --- ---

黒点 10/ 9 (NOAA)
磁場 フレア
2429 3 β ---
2430 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:37 728 -0.4
-2 h 743 -0.5
-4 h 734 +0.6
-6 h 739 -1.1
-8 h 727 -1.3
-10 h 709 -3.3
-12 h 745 -3.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -29 -/ -
-2 h -28 -/ -
-4 h -34 -/ -
-6 h -39 -/ -
-8 h -44 -/ -
-10 h -47 -/ -
-12 h -49 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 4x10^4
10/ 9 0.3 7x10^4
10/ 8 0.5 2x10^4
10/ 7 0.5 2x10^4
10/ 6 0.3 5x10^3
10/ 5 0.3 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/10/ 4 11:30 太陽風磁場の強まりは続いています。2422黒点群は西に没しました。
2015/10/ 5 11:46 太陽風はやや強まった状態です。太陽は穏やかになっています。
2015/10/ 6 12:12 太陽風は平均的な状態に戻っています。太陽は穏やかです。
2015/10/ 7 12:59 太陽風の強まりが始まりつつある様です。太陽は穏やかです。
2015/10/ 8 14:41 太陽風が大きく乱れ、磁気圏の活動を強めています。アイスランドのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2015/10/ 9 11:46 更新
700km/秒台の高速太陽風が続いています。磁気圏の擾乱も続いています。

担当 篠原

太陽風の乱れは続いています。
速度は、740km/秒とかなり高い速度が続いています。
磁場強度は、7nTから4nTへゆっくりと下がっていて、
高速風領域は後半に入ってきたようです。

磁場の南北成分は、南寄りの傾向が続いています。
磁場強度が下がったので、振れ幅は、-3〜-5nTくらいですが、
速度が高まっているので、磁気圏への影響は大きく、
AE指数は、1000〜1500nTの激しい変動が頻繁に発生し、
最大の変化は、2000nTに達しています。

極域の空を激しいオーロラが飾っていると思われます。
AE指数の変化が800nTくらいに達していた、
世界時8日18時頃のノルウェー・トロムソの動画を掲載します。
空が暗くなっていく時間帯から既に活発な活動が発生しています。

太陽風の高まりは、これから次第に小さくなりそうです。
一方、SDO衛星AIA193の太陽写真の、
北東側(左上)に見えているコロナホールの影響が、
続くようにやって来るかもしれません。
来週の前半にかけて、興味深い状況が続きます。


太陽風の強まりにより、
放射線帯の高エネルギー電子が大きく増加しています。
2機のGOES衛星とも10,000を超え、
青線のGOES15は、70,000くらいに達しています。


太陽は、南東の端(左下)に、
2430黒点群がぽつんと見えるくらいです。

X線のグラフも、低いレベルでほとんど変化がなく、
太陽はとても穏やかです。



ノルウェー・トロムソの全天カメラにより撮影された、世界時8日18時頃のオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。