宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2015/10/ 6 12:12 更新 太陽風は平均的な状態に戻っています。太陽は穏やかです。 担当 篠原 10nT近くに強まっていた太陽風の磁場強度は、 昨夜にかけて5nTへ下がり、平均的な強さに戻っています。 速度も、450km/秒から400km/秒へ下がり、平均的な状態です。 10月1日に始まった太陽風の高まりは、一段落付いた様です。 太陽風磁場の南北成分は、南寄りの傾向が続いていて、 磁気圏の活動も高まっている様です。 AE指数のグラフは、 全体的に太くなる状態が続いている様ですが、 その中で、増減の変化が起きています。 昨日に続いて、ノルウェーのトロムソで撮影された、 6日4〜5時(世界時5日19〜20時)頃のオーロラを紹介します。 激しい輝きが何度も空を覆っています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 中央部のコロナホールが西へ進み、 地球へ影響を及ぼし始める目安の位置に近づいています。 明日くらいから、太陽風の磁場や速度に変化が現れそうです。 太陽は、西側に2427黒点群が見えるだけで、 X線のグラフには特に変化はなく、穏やかです。 ノルウェー・トロムソの全天カメラにより撮影された、世界時5日19〜20時頃のオーロラ。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |