宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:46)
昨日、M1.0の中規模フレアが、一昨日もM1.0の中規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/ 5 --- ---
10/ 4 11:33 M1.0
02:53 C2.7
10/ 3 22:03 C2.1
20:32 C2.8
15:07 C3.3
09:01 C2.5
03:44 C2.9
02:53 C8.1
02:07 M1.0
00:27 C8.8

黒点 10/ 5 (NOAA)
磁場 フレア
2427 8 β C3

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:37 450 +2.3
-2 h 445 +3.7
-4 h 452 -2.5
-6 h 451 -0.2
-8 h 453 +1.0
-10 h 480 -0.9
-12 h 489 -0.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -21 -/ -
-2 h -27 -/ -
-4 h -23 -/ -
-6 h -22 -/ -
-8 h -26 -/ -
-10 h -28 -/ -
-12 h -32 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 4x10^2
10/ 5 0.3 8x10^2
10/ 4 0.3 1x10^3
10/ 3 0.3 3x10^2
10/ 2 0.6 4x10^2
10/ 1 1.5 6x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
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Dst予測 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 9/30 12:13 Mクラスフレアが9回発生し、2422、2423黒点群の活発な活動が続いています。
2015/10/ 1 12:41 大規模なフィラメント噴出が発生しました。地球への影響は小さそうです。
2015/10/ 2 11:58 9月の黒点数は78.1でした。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2015/10/ 3 13:21 太陽風磁場の強まりは続いています。2422黒点群のフレアも活発です。
2015/10/ 4 11:30 太陽風磁場の強まりは続いています。2422黒点群は西に没しました。
最新のニュース

2015/10/ 5 11:46 更新
太陽風はやや強まった状態です。太陽は穏やかになっています。

担当 篠原

太陽風の磁場強度は、8〜10nTに強まった状態が続いています。
昨日のニュースの頃に450km/秒に高まった速度も、
その状態で安定しています。

10月1日に始まった太陽風の弱い高まりは、
5日目に入っています。
SDO衛星AIA193の太陽写真では、
中心部にコロナホールが大きく広がっていて、
ここから流れ出している高速太陽風の変化に、
このまま繋がっていくかもしれません。


太陽風磁場の南北成分は、
南向きに振れたり、0nT付近で小さい変化したりと、
傾向が時々変化しています。

AE指数のグラフは、太くなった状態が続いていて、
読み取りにくいのですが、
小さい変化が続いたり、変化の値が大きくなったりと、
活動的な状態が続いているようです。

世界時4日22〜23時頃に目立った変化が起きていますが、
この時のオーロラの様子を、
10月から観測が再開されたノルウェー・トロムソの
全天カメラの動画で紹介します。

今日の写真は雲が多くて残念ですが、
昭和基地からトロムソへ、季節の移り変わりを感じます。


太陽では、西に没した2422黒点群で、
4日11時半(世界時4日2時半)に、
M1.0の中規模フレアが発生しました。
太陽の向こう側に見えなくなった直後の、
去り際のフレアです。

現在見えている黒点は、2427群だけの様です。
X線グラフの変化もなくなり、太陽は穏やかになっています。



ノルウェー・トロムソの全天カメラにより撮影された、世界時4日22〜23時頃のオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。