宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:32)
昨日、C1.3の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/13 --- ---
9/12 06:30 C1.3
9/11 --- ---

黒点  9/13 (NOAA)
磁場 フレア
2411 1 α ---
2412 4 β ---
2414 12 βγ C1
2415 7 β ---
2416 2 β ---
2417 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:26 473 +0.6
-2 h 485 +0.8
-4 h 508 +1.5
-6 h 505 -0.0
-8 h 512 -0.2
-10 h 548 -1.2
-12 h 544 +0.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 -12 -/ -
-2 h -13 -/ -
-4 h -15 -/ -
-6 h -16 -/ -
-8 h -18 -/ -
-10 h -16 -/ -
-12 h -18 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^4
9/13 0.3 3x10^4
9/12 0.3 1x10^4
9/11 0.3 7x10^3
9/10 0.5 6x10^3
9/ 9 0.3 6x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 9/ 8 08:00 太陽風の乱れが到来して、オーロラの活動が激しくなっています。8月の黒点数は64.6でした。
2015/ 9/ 9 10:07 太陽風の磁場が北向きに変わり、磁気圏は穏やかになりました。
2015/ 9/10 10:04 太陽風磁場が南向きに強まり、激しい磁気圏の活動が発生しました。
2015/ 9/11 10:40 磁気圏の活動は穏やかになっています。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2015/ 9/12 10:12 650km/秒に達する高速太陽風が到来し、オーロラの活動も強まっています。
最新のニュース

2015/ 9/13 10:32 更新
太陽風の速度は下がりつつあります。磁気圏の活動も落ち着いてきました。

担当 篠原

昨日のニュース以降、太陽風の速度はゆっくりと低下して、
昨日の600km/秒から、
現在は480km/秒とやや高速の状態に下がっています。
磁場強度は、5nTと平均的な値で安定しています。

太陽風の高まりは、終わりつつあるのかもしれません。

太陽風磁場の南北成分は、
ACE衛星のグラフの前半は、小幅ですが南北に変化しています。
しかし、後半からは、0nT付近か、やや北寄りになっています。
このため、磁気圏の活動も変化していて、
AE指数のグラフは、
前半は500〜1100nTの中規模の変化が続いていますが、
後半は変化が少なくなっています。

昨日に続いて、アラスカ、フェアバンクスのオーロラを掲載します。
世界時12日7〜10時頃の様子です。
昨日の動画ほどではありませんが、激しい動きが観測されています。

SDO衛星AIA193を見ると、
今回の高速風をもたらしたコロナホールは、
西の端(右端)に近付いています。
一方、北半球の中高緯度のコロナホールは、
東西に大きく広がり、これから地球に影響が及び始めるかもしれません。


太陽は、特にフレアの発生はなく、穏やかです。


放射線帯の高エネルギー電子が大きく増加して、
2つの衛星とも、10,000を超えています。




今日は久しぶりに高専で記事を更新しています。
隣の中学校で体育大会が行われていて、にぎやかです。



アラスカ、フェアバンクス近くのPoker Flatで撮影されたオーロラの様子。
(c) 情報通信研究機構、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。