宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/ 9/13 10:32 更新 太陽風の速度は下がりつつあります。磁気圏の活動も落ち着いてきました。 担当 篠原 昨日のニュース以降、太陽風の速度はゆっくりと低下して、 昨日の600km/秒から、 現在は480km/秒とやや高速の状態に下がっています。 磁場強度は、5nTと平均的な値で安定しています。 太陽風の高まりは、終わりつつあるのかもしれません。 太陽風磁場の南北成分は、 ACE衛星のグラフの前半は、小幅ですが南北に変化しています。 しかし、後半からは、0nT付近か、やや北寄りになっています。 このため、磁気圏の活動も変化していて、 AE指数のグラフは、 前半は500〜1100nTの中規模の変化が続いていますが、 後半は変化が少なくなっています。 昨日に続いて、アラスカ、フェアバンクスのオーロラを掲載します。 世界時12日7〜10時頃の様子です。 昨日の動画ほどではありませんが、激しい動きが観測されています。 SDO衛星AIA193を見ると、 今回の高速風をもたらしたコロナホールは、 西の端(右端)に近付いています。 一方、北半球の中高緯度のコロナホールは、 東西に大きく広がり、これから地球に影響が及び始めるかもしれません。 太陽は、特にフレアの発生はなく、穏やかです。 放射線帯の高エネルギー電子が大きく増加して、 2つの衛星とも、10,000を超えています。 今日は久しぶりに高専で記事を更新しています。 隣の中学校で体育大会が行われていて、にぎやかです。 (c) 情報通信研究機構、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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