宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:07)
太陽フレアは静かです。
太陽風南向き磁場が大きくなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/ 9 --- ---
9/ 8 --- ---
9/ 7 --- ---

黒点  9/ 9 (NOAA)
磁場 フレア
2409 2 β ---
2411 1 α ---
2412 7 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:56 428 -6.1
-2 h 439 +0.9
-4 h 445 +6.9
-6 h 448 +12.2
-8 h 463 +9.4
-10 h 473 +5.6
-12 h 483 +11.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 -31 -/ -
-2 h -25 -/ -
-4 h -26 -/ -
-6 h -30 -/ -
-8 h -34 -/ -
-10 h -38 -/ -
-12 h -35 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^2
9/ 9 0.3 3x10^2
9/ 8 0.3 5x10^3
9/ 7 0.4 1x10^4
9/ 6 0.4 1x10^4
9/ 5 0.4 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 9/ 4 09:00 太陽風磁場が強まって、磁気圏の活動を高めています。
2015/ 9/ 5 07:29 太陽風は480km/秒とやや高速の状態です。磁気圏もやや活動的です。
2015/ 9/ 6 07:48 太陽風は平均的な状態に戻りつつあります。太陽は穏やかです。
2015/ 9/ 7 09:43 太陽風は再びやや高速になっています。太陽は穏やかです。
2015/ 9/ 8 08:00 太陽風の乱れが到来して、オーロラの活動が激しくなっています。8月の黒点数は64.6でした。
最新のニュース

2015/ 9/ 9 10:07 更新
太陽風の磁場が北向きに変わり、磁気圏は穏やかになりました。

担当 篠原

太陽風の乱れは続いていますが、次第に弱くなっています。
600km/秒近くまで高まった速度は、
昨日のニュース以降はゆっくりと低下しています。
現在は430km/秒まで下がり、平均的な状態に戻りつつあります。

一方、磁場強度は、その後も更に高まって、
8日16時(世界時8日7時)には、20nTに達しました。
その状態が5時間ほど続いた後、磁場強度は少しずつ下がり始めましたが、
現在も15nTと強まった状態です。

太陽風の乱れは続いたのですが、
磁気圏への影響を決める太陽風磁場の南北成分は、
8日13時(世界時8日4時)に北向きに切り替わりました。

北向きに変わって、+15nTまで強まったのですが、
磁気圏へのエネルギーの流れ込みはここで一気に弱まることになり、
AE指数は、それまで1000nTを超える変化が続きましたが、
磁場が切り替わった後は、変化がほとんどなくなっています。

ACE衛星の最新のデータでは、磁場は再び南向きになり、
-7nTくらいに強まっています。
この状態が続くと、磁気圏の活動も再び高まるでしょう。
ただし、速度は400km/秒近くに低下し、磁場強度も下がり始めているので、
激しい乱れにはならないと思います。


SDO衛星AIA193では、
コロナホールがちょうど太陽の中心に位置していて、
地球の方向に速度の高い太陽風を噴き出しています
2〜3日後くらいから、太陽風が再び高まりそうです。


太陽は静穏です。
X線のグラフには全く変化がありません。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。