宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/ 9/10 10:04 更新 太陽風磁場が南向きに強まり、激しい磁気圏の活動が発生しました。 担当 篠原 太陽風の磁場が再び強く南向きに振れ、 激しい磁気圏の活動を起こしました。 昨日のニュース以降、 太陽風の速度は420km/秒前後と平均的な速さで安定し、 磁場強度は15nTからゆっくりと下がっていって、 太陽風の乱れとしては落ち着く方向でした。 しかし、磁場の南北成分は、 -5nTから更に強まって -10nTに達し、 その状態が半日以上にわたって続きました。 このため、磁気圏の活動は再び激しくなり、 AE指数は1000〜1500nTの激しい変化が、 掲載のグラフ全体で観測されています。 昨日のAE指数のグラフとの大きな違いに注目して下さい。 太陽風磁場の南北の向きが切り替わることで、 これだけ劇的に磁気圏の状態が変化するのです。 南極の昭和基地の全天カメラの様子を紹介します。 世界時9日17時頃の変化で、AE指数も1000nTの変化をしている頃です。 太陽風の磁場強度は、現在は5nTヘ下がっています。 南北成分も0nT付近に戻っていて、 磁気圏の擾乱もこれで一段落となりそうです。 SDO衛星AIA193では、太陽の中心のコロナホールが西へ進んでいて、 続いてこちらの影響が地球にやって来そうです。 もうしばらく、にぎやかな期間が続くかもしれません。 太陽は目立ったフレアの発生はなく、静かです。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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