宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (08:00)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気嵐がやや発達しています。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/ 8 --- ---
9/ 7 --- ---
9/ 6 --- ---

黒点  9/ 7 (NOAA)
磁場 フレア
2409 3 β ---
2411 2 β ---
2412 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
07:56 563 -4.5
-2 h 585 -5.0
-4 h 589 -5.3
-6 h 590 -0.5
-8 h 596 -8.2
-10 h 503 -4.4
-12 h 503 +0.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
08:30 -51 -/ -
-2 h -52 -/ -
-4 h -52 -/ -
-6 h -51 -/ -
-8 h -31 -/ -
-10 h -17 -/ -
-12 h -17 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^3
9/ 8 0.3 5x10^3
9/ 7 0.4 1x10^4
9/ 6 0.4 1x10^4
9/ 5 0.4 2x10^3
9/ 4 0.3 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 9/ 3 10:17 太陽風は平均的な速さで、穏やかです。太陽も静かです。
2015/ 9/ 4 09:00 太陽風磁場が強まって、磁気圏の活動を高めています。
2015/ 9/ 5 07:29 太陽風は480km/秒とやや高速の状態です。磁気圏もやや活動的です。
2015/ 9/ 6 07:48 太陽風は平均的な状態に戻りつつあります。太陽は穏やかです。
2015/ 9/ 7 09:43 太陽風は再びやや高速になっています。太陽は穏やかです。
最新のニュース

2015/ 9/ 8 08:00 更新
太陽風の乱れが到来して、オーロラの活動が激しくなっています。8月の黒点数は64.6でした。

担当 篠原

WDC-SILSOより、8月の黒点相対数は、64.6 と発表されています。
新居浜出張のため作図ができず、
お知らせするのが遅れてしまいました。

7月の66.4とほぼ同じで、
極小へ向かって下がっていく、
大きな流れに沿った値となっています。


その太陽は、今日も静穏で、
X線グラフには全く変化がありません。

東に現れていた新しい黒点に2412群と番号が付き、
少し大きくなっています。


太陽風は、昨夜、7日21時(世界時)から乱れが到来しています。
磁場強度は、7nTから14nTヘ強まり、
速度も、500km/秒から600km/秒へ高まっています。

6日にお知らせしたCMEによる乱れが、
高速の太陽風に乗って、3日で地球へ到達した様です。

変化の到来とともに、太陽風の磁場が大きく南に振れています。
南北成分は、-10nT前後の強い南向きに振れ、
その前後の半日近く、-5〜-8nTの南向きが続いています。

太陽風の速度が高まっていることと重なって、
磁気圏の乱れはかなり強まっています。
AE指数は、1000〜1500nTの激しい変化が長時間続き、
最大で、2800nTの変化も記録しています。

極域では、激しいオーロラの活動が見られている様です。
南極の昭和基地は残念ながら曇り空で、
雲越しに明るいオーロラの光が見えています。

太陽風磁場の南向きは現在も続いていて、
振れ幅はやや小さくなりましたが、-5nTを保っています。
この状態が続いている間は、
オーロラの活動も高まっているでしょう。




今日の昼の便でタイへ向かいます。



太陽黒点相対数の長期変化。8月の黒点数は64.6でした。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の太陽黒点相対数の長期変化。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


南極の昭和基地で、世界時7日19時40分に撮影されたオーロラ。
(c) 国立極地研究所


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。