宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (07:29)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/ 5 --- ---
9/ 4 --- ---
9/ 3 20:17 C1.7

黒点  9/ 4 (NOAA)
磁場 フレア
2409 5 β ---
2410 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
07:17 480 +0.8
-2 h 485 +2.3
-4 h 482 -3.2
-6 h 496 +1.3
-8 h 447 +1.3
-10 h 461 +0.0
-12 h 463 +0.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
07:30 -15 -/ -
-2 h -21 -/ -
-4 h -20 -/ -
-6 h -17 -/ -
-8 h -20 -/ -
-10 h -18 -/ -
-12 h -20 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^3
9/ 5 0.3 1x10^3
9/ 4 0.3 2x10^3
9/ 3 0.4 4x10^3
9/ 2 0.4 7x10^3
9/ 1 0.3 5x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 8/31 10:20 2403黒点群は見えなくなり、太陽は穏やかです。太陽風も穏やかです。
2015/ 9/ 1 09:32 太陽風はやや低速になり、磁気圏も穏やかです。
2015/ 9/ 2 13:49 太陽風は低速ですが、これから速度の高まりが回帰するかもしれません。
2015/ 9/ 3 10:17 太陽風は平均的な速さで、穏やかです。太陽も静かです。
2015/ 9/ 4 09:00 太陽風磁場が強まって、磁気圏の活動を高めています。
最新のニュース

2015/ 9/ 5 07:29 更新
太陽風は480km/秒とやや高速の状態です。磁気圏もやや活動的です。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨日のニュース以降、450km/秒に少し上がり、
今日に入った頃からは、480km/秒ともう一段高まって、
より高速の風になっています。
10nTに高まっていた磁場強度は、反対に7nTくらいに下がり、
平均的な値に戻りかけています。

磁場の南北成分は、南北それぞれに振れていて、
オーロラの活動度を示すAE指数は、
500〜900nTの活発な変化が続いています。
太陽風の高まりは続いているので、磁気圏の活動も続くかもしれません。

27日周期の図を見ると、
前周期の太陽風は、もう2日ほど高まった状態が続きました。
今回は少し様子が変わっているので、これからどう推移するのか、
明日にかけて注目して下さい。


太陽は、黒点群は3つ見えていますが、
目立ったフレアの発生はありません。

5日1時(世界時4日16時)頃に、太陽の南側で
フィラメント噴出らしき爆発現象が起きています。
SDO衛星AIA193の動画を掲載します。

これによりCMEの噴出も起きているかもしれません。
この後のSOHO衛星のデータで見ることができるでしょう。




今朝も新居浜は良い天気です。
今日はロケットの打ち上げや、缶サットの投下大会が行われます。
暑くて楽しい一日になりそうです。



太陽の南側で発生したフィラメント噴出。SDO衛星AIA193。
(c) SDO (NASA)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。