宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2015/ 9/ 7 09:43 更新 太陽風は再びやや高速になっています。太陽は穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、再び少し上がって、 480km/秒前後とやや高速の状態に戻っています。 磁場強度も、6nTから8nTへ少し強くなっています。 27日周期の図の前周期の変化では、 太陽風の高まりは終わった頃ですが、 今回は少し延びているようです。 磁場の南北成分は、南を向いたり、北を向いたりしていて、 速度が少し上がった影響もあるのか、 磁気圏の活動はやや強まっています。 AE指数のグラフは、500nTから1000nT近い変化が、 数時間おきに発生しています。 極域ではにぎやかなオーロラが発生しているのではないでしょうか。 SDO衛星AIA193では、 太陽の中央部東寄りに三角形のコロナホールが見えています。 4〜5日後には、この領域の影響がやって来そうです。 GOES衛星のX線グラフは、低い値で安定しています。 太陽は、穏やかです。 東の端に新しい黒点が現れています。 また、放射線帯の高エネルギー電子が増加していて、 GOES15(青線)が、10,000に達しています。 太陽風の高まりが続いているので、しばらく続くかもしれません。 今日は福岡へ向かい、明日、タイへ移動します。 記事の更新はできると思いますが、 時間帯がどうなるか分かりません。 12日に帰国します。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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