宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/ 9/ 3 10:17 更新 太陽風は平均的な速さで、穏やかです。太陽も静かです。 担当 篠原 27日周期の図を見ると、 太陽風は、3日0時(世界時2日15時)頃に、セクターの切り替わりが到来して、 太陽風磁場の大まかな方向が、 「T:地球から太陽向き」から 「A:太陽から地球向き」に変化しています。 前周期(8月6日)とだいたい同じ頃に発生しています。 この変化に伴って、 太陽風の磁場強度は、5nTから8nTヘ、 速度は、380km/秒から420km/秒へ、それぞれ小幅の変化をしています。 27日前は、500km/秒を超えるくらいまで速度が高まったのですが、 今回はそこまで高まらないかもしれません。 磁場の南北成分は、セクター境界を越えた後から、 振れ幅は小さいですが、南寄りに変わっています。 このため、磁気圏の活動も、その後はやや高まっていて、 AE指数では、グラフの後半に500nT弱の小規模の変化が起きています。 27日前の前周期は、太陽風の高まりが4日ほど続いたのですが、 今回はどうなるでしょうか。 引き続き、太陽風の変化に注目して下さい。 太陽は、フレアの発生はなく、穏やかです。 黒点も、2409群がひとつ見えるだけです。 今日は、四国の新居浜へ移動しています。 新幹線で博多駅を通過しているところです。 鹿児島は雨で、電車が遅れたりしましたが、福岡は晴れています。 これから6日にかけて、高専の学生が集まって行う、 モデルロケット・缶サット大会に参加します。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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