宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:17)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/ 3 --- ---
9/ 2 --- ---
9/ 1 --- ---

黒点  9/ 3 (NOAA)
磁場 フレア
2406 2 α ---
2407 3 β ---
2409 6 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:07 410 -1.8
-2 h 413 -0.9
-4 h 418 -2.3
-6 h 423 -2.6
-8 h 397 -2.6
-10 h 384 +2.8
-12 h 392 +0.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 -11 -/ -
-2 h -13 -/ -
-4 h -12 -/ -
-6 h -12 -/ -
-8 h 0 -/ -
-10 h -4 -/ -
-12 h -5 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^3
9/ 3 0.3 4x10^3
9/ 2 0.4 7x10^3
9/ 1 0.3 5x10^3
8/31 0.3 3x10^3
8/30 0.3 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 8/29 11:21 太陽風の乱れは続き、磁気圏の活動も活発です。2403黒点群でMフレアが2回発生しました。
2015/ 8/30 12:39 やや高速の太陽風が続いています。2403黒点群は沈みかけています。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。
2015/ 8/31 10:20 2403黒点群は見えなくなり、太陽は穏やかです。太陽風も穏やかです。
2015/ 9/ 1 09:32 太陽風はやや低速になり、磁気圏も穏やかです。
2015/ 9/ 2 13:49 太陽風は低速ですが、これから速度の高まりが回帰するかもしれません。
最新のニュース

2015/ 9/ 3 10:17 更新
太陽風は平均的な速さで、穏やかです。太陽も静かです。

担当 篠原

27日周期の図を見ると、
太陽風は、3日0時(世界時2日15時)頃に、セクターの切り替わりが到来して、
太陽風磁場の大まかな方向が、
「T:地球から太陽向き」から
「A:太陽から地球向き」に変化しています。
前周期(8月6日)とだいたい同じ頃に発生しています。

この変化に伴って、
太陽風の磁場強度は、5nTから8nTヘ、
速度は、380km/秒から420km/秒へ、それぞれ小幅の変化をしています。
27日前は、500km/秒を超えるくらいまで速度が高まったのですが、
今回はそこまで高まらないかもしれません。

磁場の南北成分は、セクター境界を越えた後から、
振れ幅は小さいですが、南寄りに変わっています。
このため、磁気圏の活動も、その後はやや高まっていて、
AE指数では、グラフの後半に500nT弱の小規模の変化が起きています。

27日前の前周期は、太陽風の高まりが4日ほど続いたのですが、
今回はどうなるでしょうか。
引き続き、太陽風の変化に注目して下さい。


太陽は、フレアの発生はなく、穏やかです。
黒点も、2409群がひとつ見えるだけです。




今日は、四国の新居浜へ移動しています。
新幹線で博多駅を通過しているところです。
鹿児島は雨で、電車が遅れたりしましたが、福岡は晴れています。
これから6日にかけて、高専の学生が集まって行う、
モデルロケット・缶サット大会に参加します。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。