宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/ 8/30 12:39 更新 やや高速の太陽風が続いています。2403黒点群は沈みかけています。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。 担当 篠原 ロシア・ムルマンスクの福島留美さんより、 今シーズン初のオーロラ写真が届きました。 ムルマンスク州では、 8月15日にオーロラ狩成功の第一声があがったそうです。 その後、20日にも見えて、今日紹介するのは、 28〜29日に撮影されたオーロラです。 4名のオーロラ写真家によるすばらしいオーロラをご覧下さい。 まだ地上が青々としているのが印象的です。 本「オーロラ」年度(福島さんより)も、どうぞよろしくお願いします。 太陽風は、450km/秒とやや高速の状態が続いています。 磁場強度は、10nTから5nTへ下がり、 平均的な状態に戻っています。 SDO衛星AIA193を見ると、 南半球のコロナホールは西端に達しています。 コロナホールの影響はこれから弱まっていきそうです。 磁場の南北成分は、北寄りに推移しています。 このため、磁気圏の活動は弱まっています。 AE指数のグラフは、1000nTと500nTの大きい変化も起きていますが、 その他の時間帯は穏やかです。 太陽は、2403黒点群が西の端に達して、 半分見えなくなっています。 フレアの活動は、C1〜2の小規模フレアが4回と やや下がった印象だったのですが、 つい先ほど、30日11時半(世界時30日2時半)に、 M1.4の中規模フレアを起こしました。 こちらから見える、2403群の最後のフレアになりそうです。 フレアをちょうど真横から眺めているので、 プロミネンスのループがきれいに見えています。 (c) 福島留美氏、イーゴリ・マトヴェーエフ氏 8月28〜29日にロシア・ムルマンスク市で撮影されたオーロラ。 (c) 福島留美氏、キリル・アレーシン氏 8月28〜29日にロシア・ムルマンスク市で撮影されたオーロラ。 (c) 福島留美氏、ドミトリー・ラーク氏 8月28〜29日にロシア・ムルマンスク州で撮影されたオーロラ。 (c) 福島留美氏、ニキータ・ポロヴニョフ氏 2403黒点群で発生した、M1.4の中規模フレア。SDO衛星AIA131。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) 西の端に近付いた2403黒点群。SDO衛星。 (c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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