宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:39)
今日、M1.4の中規模フレアが発生しました。
また、M2.2の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/30 11:43 M1.4
11:01 C2.6
05:01 C2.4
00:00 C2.3
8/29 16:12 C2.3
08:39 C4.8
06:21 C1.7
05:09 C2.1
04:30 C4.6
03:56 M2.1
02:33 C2.0
8/28 21:44 M2.2
20:22 C5.3
17:14 C3.7
15:05 C4.5
11:41 C8.0

黒点  8/30 (NOAA)
磁場 フレア
2403 16 βγδ M2
2405 3 β C2
2406 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:26 444 +2.4
-2 h 448 +3.1
-4 h 463 +3.8
-6 h 467 +3.7
-8 h 450 +1.8
-10 h 451 -2.5
-12 h 453 -2.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -22 -/ -
-2 h -25 -/ -
-4 h -28 -/ -
-6 h -32 -/ -
-8 h -36 -/ -
-10 h -39 -/ -
-12 h -35 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^3
8/30 0.3 3x10^3
8/29 0.4 2x10^3
8/28 0.4 3x10^3
8/27 0.3 1x10^3
8/26 0.3 5x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 8/25 13:06 M5.6の中規模フレアが発生しました。カナダのオーロラをどうぞ。
2015/ 8/26 12:32 2403黒点群の活動はやや低下しています。高速の太陽風が近づいている様です。
2015/ 8/27 13:32 太陽風磁場が南に大きく振れ、磁気圏の活動が高まっています。
2015/ 8/28 12:12 太陽風磁場の強まりと、磁気圏活動の高まりが続いています。M2.9の中規模フレアが起きました。
2015/ 8/29 11:21 太陽風の乱れは続き、磁気圏の活動も活発です。2403黒点群でMフレアが2回発生しました。
最新のニュース

2015/ 8/30 12:39 更新
やや高速の太陽風が続いています。2403黒点群は沈みかけています。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

ロシア・ムルマンスクの福島留美さんより、
今シーズン初のオーロラ写真が届きました。

ムルマンスク州では、
8月15日にオーロラ狩成功の第一声があがったそうです。
その後、20日にも見えて、今日紹介するのは、
28〜29日に撮影されたオーロラです。
4名のオーロラ写真家によるすばらしいオーロラをご覧下さい。
まだ地上が青々としているのが印象的です。
本「オーロラ」年度(福島さんより)も、どうぞよろしくお願いします。



太陽風は、450km/秒とやや高速の状態が続いています。
磁場強度は、10nTから5nTへ下がり、
平均的な状態に戻っています。

SDO衛星AIA193を見ると、
南半球のコロナホールは西端に達しています。
コロナホールの影響はこれから弱まっていきそうです。

磁場の南北成分は、北寄りに推移しています。
このため、磁気圏の活動は弱まっています。
AE指数のグラフは、1000nTと500nTの大きい変化も起きていますが、
その他の時間帯は穏やかです。


太陽は、2403黒点群が西の端に達して、
半分見えなくなっています。

フレアの活動は、C1〜2の小規模フレアが4回と
やや下がった印象だったのですが、
つい先ほど、30日11時半(世界時30日2時半)に、
M1.4の中規模フレアを起こしました。
こちらから見える、2403群の最後のフレアになりそうです。

フレアをちょうど真横から眺めているので、
プロミネンスのループがきれいに見えています。



8月28〜29日にロシア・ムルマンスク州モンチェゴルスク市で撮影されたオーロラ。
(c) 福島留美氏、イーゴリ・マトヴェーエフ氏


8月28〜29日にロシア・ムルマンスク市で撮影されたオーロラ。
(c) 福島留美氏、キリル・アレーシン氏


8月28〜29日にロシア・ムルマンスク市で撮影されたオーロラ。
(c) 福島留美氏、ドミトリー・ラーク氏


8月28〜29日にロシア・ムルマンスク州で撮影されたオーロラ。
(c) 福島留美氏、ニキータ・ポロヴニョフ氏


2403黒点群で発生した、M1.4の中規模フレア。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


西の端に近付いた2403黒点群。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。