宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2015/ 9/ 1 09:32 更新 太陽風はやや低速になり、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、ゆっくりと低下を続けて、 370km/秒と低速の状態になりかけています。 磁場強度は、5nTと平均的な値です。 太陽風は穏やかな風になっています。 磁場の南北成分は、 0nTをはさんで、南北に変化しています。 このため、磁気圏では、小規模の活動が時々起きている様で、 AE指数には、小さい山がいくつか見られます。 しかし、全体としては穏やかです。 27日周期の図の前周期の8月6日に始まった太陽風の高まりが、 これから回帰してくる可能性があります。 過去2周期は、セクターの切り替わりも一緒に起きています。 今回はどのような推移をするのか、明日、明後日にかけて、 太陽風の変化、磁気圏の活動に注目して下さい。 太陽は、31日14時(世界時31日5時)に、 西に沈んでいった2403黒点群でC2.2のフレアが観測され 以降、穏やかになっています。 黒点は、2406群と2407群が小さく見えている程度です。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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