宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/ 8/31 10:20 更新 2403黒点群は見えなくなり、太陽は穏やかです。太陽風も穏やかです。 担当 篠原 2403黒点群は、太陽の向こう側に回って、 見えなくなりました。 2403群で発生した昨日のM1.4フレアの様子を、 SDO衛星AIA171の動画で改めて紹介します。 ループ状にコロナが輝く様子がとてもきれいに見えています。 2403群が没して、太陽面には2406群と2407群の 小さい黒点が見えるだけになっています。 X線グラフの変化も、小さくなっています。 太陽風は、450km/秒から400km/秒へ速度が下がり、 平均的な速さに戻っています。 磁場強度は5nTで安定していて、 コロナホールによる太陽風の高まりは、通り過ぎた様です。 磁場の南北成分は、0nTから北寄りの傾向です。 このため磁気圏も穏やかで、 オーロラの活動度を示すAE指数のグラフは、変化がなくなっています。 27日周期の図を見ると、太陽風の次の高まりが近付いています。 前周期の8月6日に始まる太陽風の変化が、 27日周期で回帰すると、 明後日、9月2日くらいに始まる可能性があります。 SDO衛星AIA193の太陽の中央部に見える コロナホールに関係している変化だと考えられます。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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