宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/ 8/24 13:48 更新 太陽風の速度が高まっています。2403黒点群は規模を保っています。 担当 篠原 昨夕、23日16時(世界時23日7時)頃から、 太陽風の速度が上昇を始め、 1時間ほどで500km/秒台に達し、高速風になりました。 速度は更に、600km/秒近くまで上昇しましたが、 今日の未明から下がり始め、現在は480km/秒と、 500km/秒台は割りましたが、速度の高まった状態は続いています。 太陽風の磁場強度は、 昨日のニュースの後、15nTまで強まり、 速度が上がると低下して、現在は5nTと平均的な値に戻っています。 磁場の南北成分は、磁場が強まった頃に南向きに振れて、 -10nTの変化が発生しています。 このため、磁気圏の活動も高まり、 AE指数は1000nTの活発な変化が半日ほど続きました。 その後、磁場強度が下がると、南北成分は0nT付近に留まるようになり、 磁気圏の活動も小規模になっています。 太陽風の高まった状態は、もうしばらく続く可能性があります。 2403黒点群は、フレアの発生は続いていますが、 昨日のニュース以降は、C6.6を最大に、 Cクラスの小規模フレアが5回起きた程度で、やや落ち着いています。 しかし、黒点の大きさは更に増している様で、 引き続きフレアの発生に注意して下さい。 台風15号が九州に向かっています。 霧島は、小雨が降っている程度で、風も特に強まっていません。 台風は、深夜から明日の朝にかけて最接近となりそうで、 台風対策の学内LANの停止により、 最新状況の更新や速報メールを停止することになりそうです。 (c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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