宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:48)
今日、C3.9の小規模フレアが発生しました。
また、M3.5の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/24 03:42 C3.9
8/23 20:15 C1.7
17:51 C2.5
15:54 C6.6
08:01 C2.7
06:18 M3.5
05:37 C3.1
05:03 C2.3
03:18 C2.2
8/22 23:19 C2.2
22:18 M2.2
20:15 C3.4
19:21 C6.3
18:07 C5.1
17:22 C6.7
15:18 M1.2
06:45 C3.6
05:15 M1.1
04:10 C6.0

黒点  8/24 (NOAA)
磁場 フレア
2403 66 βγδ M4
2404 7 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:37 483 -1.6
-2 h 495 +1.9
-4 h 520 -1.2
-6 h 532 +0.7
-8 h 551 +1.4
-10 h 588 -0.3
-12 h 560 -0.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -21 -/ -
-2 h -26 -/ -
-4 h -21 -/ -
-6 h -23 -/ -
-8 h -27 -/ -
-10 h -27 -/ -
-12 h -30 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 5x10^2
8/24 0.2 8x10^2
8/23 0.5 2x10^3
8/22 0.3 2x10^4
8/21 0.4 2x10^4
8/20 0.5 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 8/19 12:43 高速の太陽風は終わりましたが、磁場が強まって、磁気圏の活動をやや高めています。
2015/ 8/20 12:30 太陽風は500km/秒の高速風に変わっています。カナダのオーロラをどうぞ。
2015/ 8/21 14:38 1ヶ月半ぶりにMクラスの中規模フレアが発生しました。
2015/ 8/22 13:32 2403黒点群で更に2つのMクラスフレアが発生しました。
2015/ 8/23 11:23 2403黒点群の活動は続き、Mクラスフレアが3回発生しています。
最新のニュース

2015/ 8/24 13:48 更新
太陽風の速度が高まっています。2403黒点群は規模を保っています。

担当 篠原

昨夕、23日16時(世界時23日7時)頃から、
太陽風の速度が上昇を始め、
1時間ほどで500km/秒台に達し、高速風になりました。
速度は更に、600km/秒近くまで上昇しましたが、
今日の未明から下がり始め、現在は480km/秒と、
500km/秒台は割りましたが、速度の高まった状態は続いています。

太陽風の磁場強度は、
昨日のニュースの後、15nTまで強まり、
速度が上がると低下して、現在は5nTと平均的な値に戻っています。

磁場の南北成分は、磁場が強まった頃に南向きに振れて、
-10nTの変化が発生しています。
このため、磁気圏の活動も高まり、
AE指数は1000nTの活発な変化が半日ほど続きました。

その後、磁場強度が下がると、南北成分は0nT付近に留まるようになり、
磁気圏の活動も小規模になっています。

太陽風の高まった状態は、もうしばらく続く可能性があります。


2403黒点群は、フレアの発生は続いていますが、
昨日のニュース以降は、C6.6を最大に、
Cクラスの小規模フレアが5回起きた程度で、やや落ち着いています。

しかし、黒点の大きさは更に増している様で、
引き続きフレアの発生に注意して下さい。




台風15号が九州に向かっています。
霧島は、小雨が降っている程度で、風も特に強まっていません。
台風は、深夜から明日の朝にかけて最接近となりそうで、
台風対策の学内LANの停止により、
最新状況の更新や速報メールを停止することになりそうです。



2403黒点群の拡大写真。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。