宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:30)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/20 --- ---
8/19 --- ---
8/18 --- ---

黒点  8/20 (NOAA)
磁場 フレア
2401 8 β ---
2403 8 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:17 512 +0.0
-2 h 485 +1.6
-4 h 507 -1.0
-6 h 510 -0.8
-8 h 482 +1.0
-10 h 478 -0.9
-12 h 459 -4.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -20 -/ -
-2 h -23 -/ -
-4 h -23 -/ -
-6 h -24 -/ -
-8 h -26 -/ -
-10 h -32 -/ -
-12 h -34 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 7x10^3
8/20 0.5 1x10^4
8/19 0.4 6x10^4
8/18 0.4 3x10^4
8/17 0.3 9x10^3
8/16 0.3 7x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 8/15 10:45 太陽風は低速ですが、今後、変化が到来するかもしれません。
2015/ 8/16 14:12 太陽風の乱れが到来して、磁気圏の活動も高まっています。
2015/ 8/17 12:32 500km/秒台の高速太陽風が続いています。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2015/ 8/18 08:59 高速の太陽風が続き、磁気圏の活動も高まっている様です。カナダのオーロラをどうぞ。
2015/ 8/19 12:43 高速の太陽風は終わりましたが、磁場が強まって、磁気圏の活動をやや高めています。
最新のニュース

2015/ 8/20 12:30 更新
太陽風は500km/秒の高速風に変わっています。カナダのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

カナダの高坂雄一さんより、世界時19日6時から10時にかけて、
地平線上空に薄いオーロラが出続けていたとのことで、
写真を2枚いただきました。

太陽風の磁場の南北成分が、
-5nT前後と南向きに振れていた頃の活動です。
AE指数は、800nT前後と中程度の変化をしています。

高坂さんとしては、思ったより良く見えたという印象だった様です。
一昨日の写真と比べると(2枚目どうしがほぼ同じ位置です)、
オーロラは地平線近くに限定されていて、縦の光の筋も控えめです。
磁気圏活動の高まりの違いが見えて、とても興味深いです。
どうもありがとうございます。



太陽風は、昨日のニュース以降ゆっくりと速度を上げて、
現在は500km/秒と高速の状態に変わっています。
磁場強度は、昨夜にかけて、10nT近くまで上がりましたが、
現在は7nTと少し下がっています。

磁場の南北成分は、グラフの前半は南寄り、
後半は0nT付近と様子が変化しています。
このため、AE指数も、前半は変化が目立っていますが、
後半はあまり動かなくなっています。

SDO衛星AIA193の北半球に広がっていたコロナホールの影響が、
地球に及び始めたようです。
また、AIA193の写真では、太陽の中央部にもコロナホールがあります。
ちょうど中央線に達しているので、
これから3日ほど経つと、続いてこちらの影響が到来しそうです。
太陽風は、来週の前半にかけて高まった状態が続く可能性があります。


太陽は、南東(左下)の2403黒点群が発達しています。
X線のグラフも、Bクラスの小さい変化が
頻繁に起きるようになっています。
今後、活動の規模が高まっていくかどうか、注目して下さい。


放射線帯の高エネルギー電子は、太陽風の変化を受けて、
昨日よりも下がっていますが、
GOES15(青線)は、まだ10,000に届いています。
太陽風が高まっているので、こちらも引き続き注目して下さい。



カナダ・ブリティッシュコロンビア・ランビーで、現地19日0時(世界時19日7時)前後に撮影されたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


カナダ・ブリティッシュコロンビア・ランビーで、現地19日0時(世界時19日7時)前後に撮影されたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。