宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:32)
今日、M1.1の中規模フレアが発生しました。
また、M1.4の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/22 06:45 C3.6
05:15 M1.1
04:10 C6.0
8/21 18:33 M1.4
10:16 M1.2
8/20 14:07 C3.4

黒点  8/22 (NOAA)
磁場 フレア
2401 2 α ---
2403 43 βγ M1
2404 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:26 391 -1.7
-2 h 399 -0.8
-4 h 416 +0.6
-6 h 455 -1.0
-8 h 438 -0.0
-10 h 436 +1.0
-12 h 458 +2.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -10 -/ -
-2 h -9 -/ -
-4 h -11 -/ -
-6 h -9 -/ -
-8 h -10 -/ -
-10 h -8 -/ -
-12 h -9 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^4
8/22 0.3 2x10^4
8/21 0.4 2x10^4
8/20 0.5 1x10^4
8/19 0.4 6x10^4
8/18 0.4 3x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 8/17 12:32 500km/秒台の高速太陽風が続いています。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2015/ 8/18 08:59 高速の太陽風が続き、磁気圏の活動も高まっている様です。カナダのオーロラをどうぞ。
2015/ 8/19 12:43 高速の太陽風は終わりましたが、磁場が強まって、磁気圏の活動をやや高めています。
2015/ 8/20 12:30 太陽風は500km/秒の高速風に変わっています。カナダのオーロラをどうぞ。
2015/ 8/21 14:38 1ヶ月半ぶりにMクラスの中規模フレアが発生しました。
最新のニュース

2015/ 8/22 13:32 更新
2403黒点群で更に2つのMクラスフレアが発生しました。

担当 篠原

2403黒点群のフレアの活動は続き、
21日18時半(世界時21日9時半)に、M1.4、
22日4時(世界時21日19時)に、M1.1と、
2つの中規模フレアが発生しました。
フレアの様子を、SDO衛星AIA131の動画で紹介します。

2403黒点群は、黒点の面積も増えて、
より大きくなっています。
引き続き、フレアの発生に注目して下さい。
太陽の中心に近づいているので、CMEが起きた場合など、
地球へ影響がより及びやすくなっています。


太陽風は、速度が450km/秒から400km/秒に下がり、
平均的な速さに戻っています。
磁場強度は、5nTから6nTとこちらも平均的な状態です。

磁場の南北成分は、0nT付近で小さく変化しています。
磁気圏への影響は弱くなり、
AE指数は小さい変化が時々見られる程度です。

太陽風の高まりは終わりましたが、
次のコロナホールの影響がやって来るかもしれません。


放射線帯の高エネルギー電子は、
両衛星ともに10,000程度に高まった状態が続いています。




2403黒点群で発生した、M1.4、M1.1の中規模フレアの様子。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース)


2403黒点群の拡大写真。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、(写真加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。