宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2015/ 8/22 13:32 更新 2403黒点群で更に2つのMクラスフレアが発生しました。 担当 篠原 2403黒点群のフレアの活動は続き、 21日18時半(世界時21日9時半)に、M1.4、 22日4時(世界時21日19時)に、M1.1と、 2つの中規模フレアが発生しました。 フレアの様子を、SDO衛星AIA131の動画で紹介します。 2403黒点群は、黒点の面積も増えて、 より大きくなっています。 引き続き、フレアの発生に注目して下さい。 太陽の中心に近づいているので、CMEが起きた場合など、 地球へ影響がより及びやすくなっています。 太陽風は、速度が450km/秒から400km/秒に下がり、 平均的な速さに戻っています。 磁場強度は、5nTから6nTとこちらも平均的な状態です。 磁場の南北成分は、0nT付近で小さく変化しています。 磁気圏への影響は弱くなり、 AE指数は小さい変化が時々見られる程度です。 太陽風の高まりは終わりましたが、 次のコロナホールの影響がやって来るかもしれません。 放射線帯の高エネルギー電子は、 両衛星ともに10,000程度に高まった状態が続いています。 2403黒点群で発生した、M1.4、M1.1の中規模フレアの様子。SDO衛星AIA131。 (c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース) 2403黒点群の拡大写真。SDO衛星。 (c) SDO (NASA)、(写真加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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