宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/ 8/23 11:23 更新 2403黒点群の活動は続き、Mクラスフレアが3回発生しています。 担当 篠原 2403黒点群の活発な活動が続いています。 昨日のニュース以降も、22日15時半(世界時22日6時半)に、M1.2、 22日22時半(世界時22日13時半)に、M2.2、 23日6時半(世界時22日21時半)に、M3.5と、 Mクラスの中規模フレアを3回起こし、 Cクラスの小規模フレアも、10回ほど起こしています。 GOES衛星のX線グラフも、激しく変化しています。 可視光写真では、 2403群は黒点が昨日より更に大きくなっています。 引き続き、フレアの発生に注意してください。 今のところ、目立ったCMEの発生はない様ですが、 黒点群は太陽の中心部に達しているので、 CMEを起こすと、地球へ影響が及ぶ可能性が高くなっています。 太陽風は、速度が400km/秒と350km/秒の間を変化して、 低速気味になっています。 磁場強度は、5nTと10nTの間をゆっくりと変化していて、 やや強まった状態です。 SDO衛星AIA193の写真から、 コロナホールの影響が近づいている可能性があります。 まだ、はっきりした変化は見られませんが、 引き続き注目して下さい。 磁場の南北成分は、0nT付近から弱い南寄りになっています。 磁気圏でも小規模の変化が続いている様で、 AE指数は300〜500nTの変化が続いています。 放射線帯の高エネルギー電子は、大きく数を減らし、 1000程度に下がっています。 2403黒点群で発生した、M1.2、M2.2、M3.5の中規模フレア。SDO衛星AIA131。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース ) 2403黒点群の拡大写真。SDO衛星。 (c) SDO (NASA)、(写真加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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