宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2015/ 8/21 14:38 更新 1ヶ月半ぶりにMクラスの中規模フレアが発生しました。 担当 篠原 太陽南東部(左下)の2403黒点群で、 21日11時(世界時21日2時)に、M1.2の中規模フレアが発生しました。 Mクラスに達するフレアの発生は、 世界時7月6日のM1.7以来で、1ヶ月半ぶりです。 2403黒点群は、昨日よりも黒点が広がり、 C3.4を最大にCクラスの小規模フレアを6回起こしていました。 SDO衛星によるM1.2フレアの動画と黒点の拡大写真を掲載します。 引き続き、2403群の活動に注目して下さい。 太陽風は、速度が500km/秒から460km/秒に少し下がっています。 磁場強度も、7nTから5nTへ下がっていて、 コロナホールの影響は弱まり始めている様です。 オーロラの活動はある程度活発で、 AE指数は、300〜500nTや1000nTを超える変化も発生しています。 SDO衛星AIA193の太陽写真では、 中央のコロナホールが西側に進み、影響が近づいています。 2日ほど経つろ、太陽風の高まりが再びやって来る可能性があります。 放射線帯の高エネルギー電子は、 10,000前後に高まった状態が続いています。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) 2403黒点群の拡大写真。SDO衛星。 (c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |