宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:38)
今日、M1.2の中規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/21 10:16 M1.2
8/20 14:07 C3.4
8/19 --- ---

黒点  8/21 (NOAA)
磁場 フレア
2401 6 β ---
2403 29 βγ M1
2404 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:26 459 +0.8
-2 h 456 -0.3
-4 h 477 +0.3
-6 h 464 +2.0
-8 h 462 -1.1
-10 h 449 +1.1
-12 h 457 +3.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
14:30 -13 -/ -
-2 h -12 -/ -
-4 h -11 -/ -
-6 h -14 -/ -
-8 h -11 -/ -
-10 h -12 -/ -
-12 h -14 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 5x10^3
8/21 0.4 2x10^4
8/20 0.5 1x10^4
8/19 0.4 6x10^4
8/18 0.4 3x10^4
8/17 0.3 9x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
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EIT284 (SOHO)
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LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 8/16 14:12 太陽風の乱れが到来して、磁気圏の活動も高まっています。
2015/ 8/17 12:32 500km/秒台の高速太陽風が続いています。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2015/ 8/18 08:59 高速の太陽風が続き、磁気圏の活動も高まっている様です。カナダのオーロラをどうぞ。
2015/ 8/19 12:43 高速の太陽風は終わりましたが、磁場が強まって、磁気圏の活動をやや高めています。
2015/ 8/20 12:30 太陽風は500km/秒の高速風に変わっています。カナダのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2015/ 8/21 14:38 更新
1ヶ月半ぶりにMクラスの中規模フレアが発生しました。

担当 篠原

太陽南東部(左下)の2403黒点群で、
21日11時(世界時21日2時)に、M1.2の中規模フレアが発生しました。
Mクラスに達するフレアの発生は、
世界時7月6日のM1.7以来で、1ヶ月半ぶりです。

2403黒点群は、昨日よりも黒点が広がり、
C3.4を最大にCクラスの小規模フレアを6回起こしていました。

SDO衛星によるM1.2フレアの動画と黒点の拡大写真を掲載します。
引き続き、2403群の活動に注目して下さい。


太陽風は、速度が500km/秒から460km/秒に少し下がっています。
磁場強度も、7nTから5nTへ下がっていて、
コロナホールの影響は弱まり始めている様です。

オーロラの活動はある程度活発で、
AE指数は、300〜500nTや1000nTを超える変化も発生しています。

SDO衛星AIA193の太陽写真では、
中央のコロナホールが西側に進み、影響が近づいています。
2日ほど経つろ、太陽風の高まりが再びやって来る可能性があります。


放射線帯の高エネルギー電子は、
10,000前後に高まった状態が続いています。



2403黒点群で発生したM1.2のフレア。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


2403黒点群の拡大写真。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。