宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:43)
太陽フレアは静かです。
太陽風南向き磁場が大きくなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/19 --- ---
8/18 --- ---
8/17 --- ---

黒点  8/19 (NOAA)
磁場 フレア
2401 10 β ---
2402 1 α ---
2403 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:37 446 -5.3
-2 h 432 -2.6
-4 h 426 -6.1
-6 h 414 -1.1
-8 h 434 -1.8
-10 h 447 +0.9
-12 h 445 -1.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -24 -/ -
-2 h -24 -/ -
-4 h -17 -/ -
-6 h -18 -/ -
-8 h -17 -/ -
-10 h -20 -/ -
-12 h -19 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^4
8/19 0.4 6x10^4
8/18 0.4 3x10^4
8/17 0.3 9x10^3
8/16 0.3 7x10^2
8/15 0.3 8x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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AIA304動画 (SDO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 8/14 09:31 太陽風は350km/秒と低速になっています。太陽は穏やかです。
2015/ 8/15 10:45 太陽風は低速ですが、今後、変化が到来するかもしれません。
2015/ 8/16 14:12 太陽風の乱れが到来して、磁気圏の活動も高まっています。
2015/ 8/17 12:32 500km/秒台の高速太陽風が続いています。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2015/ 8/18 08:59 高速の太陽風が続き、磁気圏の活動も高まっている様です。カナダのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2015/ 8/19 12:43 更新
高速の太陽風は終わりましたが、磁場が強まって、磁気圏の活動をやや高めています。

担当 篠原

太陽風は、昨日の午後から少しずつ速度が下がり、
今朝には、420km/秒と平均的な速さに戻りました。
現在も、440km/秒とそのまま安定しています。

一方、磁場強度は、4nTに下がっていたのですが、
今朝からゆっくりと上がり始め、現在は8nTと少し強まっています。
それとともに、磁場の南北成分は大きく南に振れるようになり、
-5nTを超える程度に強まっています。

このため、今朝より、磁気圏の活動度もやや高まっていて、
AE指数は、グラフの後半で1000nTに達する変化を記録しています。
この頃の南極・昭和基地のオーロラを、
全天カメラの動画で紹介します。
途中、光の帯が激しく変化する様子が見事です。

SDO衛星AIA193の太陽写真では、
北半球のコロナホールが西に進んでいます。
こちらの影響も近づいている可能性があります。


太陽では、南東の端から新しく2403黒点群が現れました。
目立ったフレアの発生はなく、太陽は穏やかです。


放射線帯の高エネルギー電子は、更に数値が高まり、
GOES15(青線)は、50,000に、
GOES13(赤線)は、20,000に達しています。



南極の昭和基地で、全天カメラにより撮影された世界時19日0時頃のオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。