宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:45)
昨日、C1.9の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/15 --- ---
8/14 11:54 C1.6
10:54 C1.9
8/13 --- ---

黒点  8/15 (NOAA)
磁場 フレア
2396 3 β ---
2400 5 β ---
2401 8 β C2

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:37 346 +2.4
-2 h 355 -2.6
-4 h 356 -1.0
-6 h 379 +1.3
-8 h 336 +5.8
-10 h 329 +1.5
-12 h 337 -1.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 -14 -/ -
-2 h -12 -/ -
-4 h -10 -/ -
-6 h -10 -/ -
-8 h -15 -/ -
-10 h -17 -/ -
-12 h -16 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 8x10^2
8/15 0.3 8x10^2
8/14 0.4 1x10^3
8/13 0.4 9x10^3
8/12 0.4 1x10^4
8/11 0.3 6x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 8/10 12:32 フレアの発生は減っています。太陽風は550km/秒と高速状態です。
2015/ 8/11 12:14 太陽は穏やかです。太陽風は速度が下がっています。
2015/ 8/12 09:38 太陽風の速度は380km/秒に下がっています。太陽は穏やかです。
2015/ 8/13 08:56 太陽風は平均的な速さです。太陽も静かです。
2015/ 8/14 09:31 太陽風は350km/秒と低速になっています。太陽は穏やかです。
最新のニュース

2015/ 8/15 10:45 更新
太陽風は低速ですが、今後、変化が到来するかもしれません。

担当 篠原

13日のニュースでお知らせした、
12日23時(世界時12日14時)頃のフィラメント噴出によるCMEについて、
SOHO衛星LASCO C3の写真が公開されたので、動画で紹介します。

動画を見ると、太陽から噴出するガスは、
右下を中心に太陽の半分以上を覆う様に広がっています。
このため、飛び出したガスの一部は
地球へも向かっている可能性があります。

到来まで3〜4日程度かかると考えると、
明日、16日くらいに太陽風の乱れが到来するかもしれません。
CMEによる速度の変化は小さいと思いますが、
磁場が強まって、南向きに大きく振れると、
磁気圏の活動を活発にする可能性があります。

明日以降の、太陽風や磁気圏の変化に注目して下さい。


太陽は、昨日の朝から昼にかけて、
新しく現れた2401黒点群で、
C1の小さいフレアが4回起きています。

その後は静かになっていて、活動は一段落しています。


太陽風の速度は、340km/秒を中心に、
320km/秒に下がったり、380km/秒に上がったりと、
低速の状態で変化しています。
磁場強度は10nTに高まったまま落ち着いていて、
特に高速風の始まりということではありませんでした。

一方、SDO衛星AIA193では、
コロナホールがだいぶ西に進み、
影響が地球に及び始める目安の位置に達しています。
こちらにも注目して下さい。

現在の磁気圏は穏やかで、
AE指数は(恐らくデータの問題で)太くなった状態が続いていますが、
増減の変化はほとんど見られません。



12日23時(世界時12日14時)頃のフィラメント噴出によるCMEの様子。SOHO衛星LASCO C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース )


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。