宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/ 8/10 12:32 更新 フレアの発生は減っています。太陽風は550km/秒と高速状態です。 担当 篠原 2396黒点群は、大きな姿を保っています。 SDO衛星による拡大写真を掲載します。 一方、フレアの発生は、 昨夕、9日16時半(世界時9日7時半)のC4.2程度で、 SDO衛星の動画を見ても、活動は弱まっている印象です。 2396群は次第に西の端に近づいて行きますが、 今後はどう変化するでしょうか。 また、太陽の北西の端(右上)で、小さいフレアが発生し、 CME(太陽ガスの放出現象)も噴出しています。 SDO衛星AIA193と、SOHO衛星LASCO C2、C3の動画を掲載します。 太陽面の近くからガスが飛び出していく様子が見えています。 CMEも小規模ですが、勢いよく噴出しています。 横に向かっているので、地球への影響はありません。 太陽風は、500km/秒から550km/秒へ速度が上昇しています。 27日周期の図の前周期の変化では、 太陽風の速度は一旦下がっていましたが、 今回は下がることなく、高速風が続いています。 太陽風の様子も、変化しているようです。 前周期は7月17日まで高速状態が続きましたが、 今回はどこで終わるでしょうか。 注目して下さい。 太陽風の磁場強度は、5nTと平均的な値で安定しています。 南北成分は、小さい振れ方ですが南北に向いています。 磁気圏でも小規模の活動が続いている様で、 AE指数のグラフは、細かい変化が連続的に見えています。 昭和基地の全天カメラは、9日から10日にかけて、 曇り空のため空全体がぼんやりと光るだけですが、 オーロラの活動を捉えています。 (c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の北西の端で発生したフレア。SDO衛星AIA193。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の北西に向かって噴出するCME。SOHO衛星LASCO C2、C3. (c) SOHO (ESA & NASA) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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