宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:38)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/12 --- ---
8/11 --- ---
8/10 --- ---

黒点  8/11 (NOAA)
磁場 フレア
2394 1 α ---
2396 35 β C1
2398 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:17 392 -0.7
-2 h 378 +1.9
-4 h 380 -1.1
-6 h 428 +1.6
-8 h 433 -1.6
-10 h 451 +1.1
-12 h 434 -2.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:30 -9 -/ -
-2 h -12 -/ -
-4 h -12 -/ -
-6 h -13 -/ -
-8 h -14 -/ -
-10 h -16 -/ -
-12 h -17 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^4
8/12 0.2 1x10^4
8/11 0.3 6x10^3
8/10 0.3 6x10^3
8/ 9 0.4 4x10^3
8/ 8 0.4 5x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 8/ 7 13:57 C4.8の小規模フレアが起きました。太陽風は500km/秒台の高速風になりました。
2015/ 8/ 8 08:50 2396黒点群でCクラスのフレアが増えています。高速の太陽風が続いています。
2015/ 8/ 9 13:28 2396群は静かになっています。太陽風はやや高速です。
2015/ 8/10 12:32 フレアの発生は減っています。太陽風は550km/秒と高速状態です。
2015/ 8/11 12:14 太陽は穏やかです。太陽風は速度が下がっています。
最新のニュース

2015/ 8/12 09:38 更新
太陽風の速度は380km/秒に下がっています。太陽は穏やかです。

担当 篠原

太陽風の速度は、
今日の未明に440km/秒から380km/秒へ下がっています。
次第に低速の状態に向かっている様です。
磁場強度は、5nT前後と平均的な状態です。

磁場の南北成分は、振れ幅は小さいですが、
比較的南寄りになっています。
このため、磁気圏でも弱い活動が起きている様で、
AE指数のグラフは、小さい変化があちこちで起きています。

グラフの最後の変化にあたる、
世界時11日22時頃の昭和基地の全天カメラの動画を掲載します。
このところ天気が悪く、今日の動画も薄雲を通してですが、
オーロラの輝きをご覧下さい。

SDO衛星AIA193では、
中央部のコロナホールが太陽の中心に達しつつあります。
この領域の影響で、3〜4日後から太陽風が強まるかもしれません。


2396黒点群は、だいぶ西の端に近づいています。
C1.0の小さいフレアを1回起こした程度で、穏やかです。

太陽では、新しく2カ所に黒点が現れています。


5日ほど続いた高速太陽風の影響で、
放射線帯の高エネルギー電子がゆっくりと増加して、
GOES15(青線)が10,000に達しています。
太陽風の強まりは終わったので、
放射線帯が更に大きく強まることはないでしょう。




南極の昭和基地で、世界時11日22時頃に全天カメラで撮影されたオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


2396黒点群の拡大写真。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。