宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/ 8/12 09:38 更新 太陽風の速度は380km/秒に下がっています。太陽は穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、 今日の未明に440km/秒から380km/秒へ下がっています。 次第に低速の状態に向かっている様です。 磁場強度は、5nT前後と平均的な状態です。 磁場の南北成分は、振れ幅は小さいですが、 比較的南寄りになっています。 このため、磁気圏でも弱い活動が起きている様で、 AE指数のグラフは、小さい変化があちこちで起きています。 グラフの最後の変化にあたる、 世界時11日22時頃の昭和基地の全天カメラの動画を掲載します。 このところ天気が悪く、今日の動画も薄雲を通してですが、 オーロラの輝きをご覧下さい。 SDO衛星AIA193では、 中央部のコロナホールが太陽の中心に達しつつあります。 この領域の影響で、3〜4日後から太陽風が強まるかもしれません。 2396黒点群は、だいぶ西の端に近づいています。 C1.0の小さいフレアを1回起こした程度で、穏やかです。 太陽では、新しく2カ所に黒点が現れています。 5日ほど続いた高速太陽風の影響で、 放射線帯の高エネルギー電子がゆっくりと増加して、 GOES15(青線)が10,000に達しています。 太陽風の強まりは終わったので、 放射線帯が更に大きく強まることはないでしょう。 南極の昭和基地で、世界時11日22時頃に全天カメラで撮影されたオーロラ。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 2396黒点群の拡大写真。SDO衛星。 (c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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