宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (08:56)
太陽フレアは静かです。
太陽風南向き磁場が大きくなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/13 --- ---
8/12 --- ---
8/11 --- ---

黒点  8/12 (NOAA)
磁場 フレア
2394 1 α ---
2396 28 β C1
2398 1 α ---
2399 3 β ---
2400 4 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
08:46 415 -5.2
-2 h 414 -4.4
-4 h 395 +0.4
-6 h 407 -5.5
-8 h 396 -2.6
-10 h 430 -5.2
-12 h 400 -0.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
08:30 -22 -/ -
-2 h -18 -/ -
-4 h -22 -/ -
-6 h -16 -/ -
-8 h -18 -/ -
-10 h -9 -/ -
-12 h -7 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 6x10^3
8/13 0.4 9x10^3
8/12 0.4 1x10^4
8/11 0.3 6x10^3
8/10 0.3 6x10^3
8/ 9 0.4 4x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 8/ 8 08:50 2396黒点群でCクラスのフレアが増えています。高速の太陽風が続いています。
2015/ 8/ 9 13:28 2396群は静かになっています。太陽風はやや高速です。
2015/ 8/10 12:32 フレアの発生は減っています。太陽風は550km/秒と高速状態です。
2015/ 8/11 12:14 太陽は穏やかです。太陽風は速度が下がっています。
2015/ 8/12 09:38 太陽風の速度は380km/秒に下がっています。太陽は穏やかです。
最新のニュース

2015/ 8/13 08:56 更新
太陽風は平均的な速さです。太陽も静かです。

担当 篠原

太陽風の速度は、380km/秒から400km/秒へ少しだけ上がり、
平均的な状態が続いています。
磁場強度は、8nTに少し強まりましたが、
今朝になって、6nTへ下がりかけています。

どちらも小さい変化で、
太陽風は全体としては穏やかです。

磁場の南北成分は、南寄りの傾向になっていて、
-5nT近い南向きに振れる時間帯も見られます。
磁気圏でも小規模の活動が続いている様で、
AE指数は小さい変化が続いています。

これから2日程度は、このまま穏やかに推移して、
その後、SDO衛星AIA193の太陽の中心部に見える
コロナホールの影響がやって来るかもしれません。


太陽は、2396黒点群が、いよいよ西の端に沈もうとしています。
また、2398、2399群は見えなくなった様で、
太陽の中央部は、2400群だけになっています。

太陽の中央部の右下側で、フィラメント噴出が発生しています。
SDO衛星AIA193の動画を掲載します。
この噴出によりCME(太陽ガスの放出現象)も発生している様ですが、
SOHO衛星の写真が揃っていないので、詳細はまだ分かりません。

発生位置や噴出の様子から、
地球への影響は小さいのではないかと思います。


放射線帯の高エネルギー電子は、
GOES15(青線)が10,000に達しない程度で、
既に減少を始めている様です。




2396黒点群の拡大写真。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の中央部右下で発生したフィラメント噴出の様子。SDO衛星AIA193。
(c) SDO (NASA)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。