宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:31)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/14 --- ---
8/13 --- ---
8/12 --- ---

黒点  8/13 (NOAA)
磁場 フレア
2396 23 β C1
2398 1 α ---
2399 2 β ---
2400 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:26 347 +0.9
-2 h 351 +2.8
-4 h 354 -1.8
-6 h 358 -3.3
-8 h 362 -3.0
-10 h 372 +0.7
-12 h 381 -4.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:30 -23 -/ -
-2 h -28 -/ -
-4 h -31 -/ -
-6 h -30 -/ -
-8 h -29 -/ -
-10 h -35 -/ -
-12 h -35 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^3
8/14 0.4 1x10^3
8/13 0.4 9x10^3
8/12 0.4 1x10^4
8/11 0.3 6x10^3
8/10 0.3 6x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 8/ 9 13:28 2396群は静かになっています。太陽風はやや高速です。
2015/ 8/10 12:32 フレアの発生は減っています。太陽風は550km/秒と高速状態です。
2015/ 8/11 12:14 太陽は穏やかです。太陽風は速度が下がっています。
2015/ 8/12 09:38 太陽風の速度は380km/秒に下がっています。太陽は穏やかです。
2015/ 8/13 08:56 太陽風は平均的な速さです。太陽も静かです。
最新のニュース

2015/ 8/14 09:31 更新
太陽風は350km/秒と低速になっています。太陽は穏やかです。

担当 篠原

昨日紹介したフィラメント噴出によるCMEについては、
この時間帯のSOHO衛星の写真が欠けたままで、
CMEの様子を見ることができませんでした。
方向や規模から考えて、地球への影響は、
やって来ても小さい変化だと思います。


太陽風の速度は、400km/秒から350km/秒へ下がり、
低速の風になっています。
磁場強度は、9nTへ少し高まっています。

SDO衛星AIA193の太陽中央部のコロナホールは、
次第に西に進んで、
地球へ影響が及び始める目安の位置に近づいています。
現在の太陽風の磁場強度の高まりは、
影響の始まりと関係しているかもしれません。
磁場だけが高まっているのか、
追いかける様に速度が上昇を始めるのか、
引き続き注目して下さい。

磁場の南北成分は、グラフの中盤にかけて南寄りになっています。
このため、磁気圏の活動もある程度発生している様で、
オーロラの活動度を示すAE指数は、小幅の変化が続いています。

太陽風のグラフの終わりでは、南北成分は0nT付近で変化しています。
この傾向が続く様だと、速度が下がっていることもあり、
磁気圏は静かになるでしょう。


太陽の中央部のコロナホールは、
27日前の前周期よりも広がっています。
影響がどのタイミングで始まるか、どの程度の変化がやって来るのか、
27日周期の図で前周期の様子と見比べながら、変化に注目して下さい。


太陽は、2396黒点群が西の端に没して、
ほとんど見えなくなっています。
一方、東側に新しい黒点が現れて、
2401群と番号が付けられています。

目立ったフレアの発生はなく、太陽は穏やかです。


放射線帯の高エネルギー電子は減少して、
GOES15(青線)の値は、1000まで下がっています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。