宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:14)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/11 --- ---
8/10 --- ---
8/ 9 16:22 C4.2

黒点  8/11 (NOAA)
磁場 フレア
2394 1 α ---
2396 35 β C4
2398 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:07 436 -2.8
-2 h 428 -2.4
-4 h 428 +1.8
-6 h 439 +1.0
-8 h 431 +0.5
-10 h 449 -1.0
-12 h 473 +1.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -14 -/ -
-2 h -8 -/ -
-4 h -11 -/ -
-6 h -10 -/ -
-8 h -14 -/ -
-10 h -10 -/ -
-12 h -15 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^3
8/11 0.2 6x10^3
8/10 0.3 6x10^3
8/ 9 0.4 4x10^3
8/ 8 0.4 5x10^3
8/ 7 0.3 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 8/ 6 13:26 太陽風は穏やかですが、磁場が少し強まっています。
2015/ 8/ 7 13:57 C4.8の小規模フレアが起きました。太陽風は500km/秒台の高速風になりました。
2015/ 8/ 8 08:50 2396黒点群でCクラスのフレアが増えています。高速の太陽風が続いています。
2015/ 8/ 9 13:28 2396群は静かになっています。太陽風はやや高速です。
2015/ 8/10 12:32 フレアの発生は減っています。太陽風は550km/秒と高速状態です。
最新のニュース

2015/ 8/11 12:14 更新
太陽は穏やかです。太陽風は速度が下がっています。

担当 篠原

2396黒点群は、次第に西の端(右端)に向かっています。
黒点は少しずつ小さくなっている様です。
Cクラスに達するフレアの発生はなく、
活動も穏やかになっている様です。

その他に目立つ領域もなく、太陽は穏やかに推移しそうです。


太陽風は、昨夜、10日21時(世界時10日12時)頃から速度が下がり始め、
550km/秒だった高速風は、430km/秒と平均的な速さに戻っています。

このまま低速の風に変わっていくのか、
もう一度、速度の高まりが見られるのか、
しばらく注目して下さい。

太陽風磁場の南北成分は、振れ幅は小さいですが、
南に向いたり、北に向いたりしています。
このため、磁気圏では小規模の活動がいくらか起きていて、
AE指数のグラフは、所々で小さい山が発生しています。


SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、
太陽の中央の東側(左側)に、コロナホールの暗い領域が見えています。
コロナホールは、太陽の磁場が外へ向かって広がっている領域で、
ここから速度の高い太陽風が吹き出しています。

明後日くらいに太陽の中心線に達して、その3日後、
今日から5日後くらいの太陽風に影響が見られるかもしれません。

このコロナホールは、27日前はもっと小さく、
この様には目立っていませんでした。
従って、27日周期の図の前周期の太陽風の変化とは、
今回は変わっている可能性があります。



2396黒点群の拡大写真。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。