宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (08:50)
今日、C5.4の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/ 8 07:36 C1.7
04:34 C5.4
03:38 C3.4
03:12 C2.0
01:31 C1.9
8/ 7 23:15 C1.8
12:43 C4.8
06:34 C1.5
04:09 C2.1
8/ 6 --- ---

黒点  8/ 7 (NOAA)
磁場 フレア
2393 1 α ---
2394 6 β C2
2395 1 α ---
2396 20 βγ C5
2397 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
08:46 520 +0.5
-2 h 538 +1.0
-4 h 538 +3.4
-6 h 558 +5.6
-8 h 536 -2.1
-10 h 529 -6.7
-12 h 478 -2.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
08:30 -14 -/ -
-2 h -13 -/ -
-4 h -17 -/ -
-6 h -27 -/ -
-8 h -29 -/ -
-10 h -20 -/ -
-12 h -22 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^3
8/ 8 0.2 5x10^3
8/ 7 0.3 2x10^3
8/ 6 0.3 3x10^3
8/ 5 0.4 4x10^3
8/ 4 0.3 4x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 8/ 3 11:54 高速の太陽風は続いています。7月の黒点数は66.4です。黒点相対数の基準が新しくなっています。
2015/ 8/ 4 12:55 太陽の東端でCMEが発生しています。高速の太陽風は終わりかけています。
2015/ 8/ 5 11:48 太陽風は平均的な速さに戻りました。太陽は穏やかです。
2015/ 8/ 6 13:26 太陽風は穏やかですが、磁場が少し強まっています。
2015/ 8/ 7 13:57 C4.8の小規模フレアが起きました。太陽風は500km/秒台の高速風になりました。
最新のニュース

2015/ 8/ 8 08:50 更新
2396黒点群でCクラスのフレアが増えています。高速の太陽風が続いています。

担当 篠原

2396黒点群は、太陽の南側で大きな姿を見せています。
肉眼でも見える大きさに達していて、
今朝、日食メガネを使って見つけることができました。

現在、黒点群は太陽の中心付近と条件も良いので、
専用の日食メガネを使ってぜひ挑戦して下さい。


2396群は、昨日のC4.8以降、フレアの頻度を高めています。
C5.4、C3.4を最大に、
C1〜2の小さいフレアも7回ほど起こしています。
GOES衛星のX線グラフは、
久しぶりに変化が増えて、賑わっています。
SDO衛星AIA131による動画も掲載します。

引き続き、2396群の活動に注目して下さい。


高速風になっていた太陽風は、
昨日のニュースの頃に、460km/秒へ下がっていましたが、
その後、再び速度が上昇して、深夜には560km/秒へ達し、
現在は少し下がっていますが、
520km/秒と高速の状態が続いています。

27日周期の図の前周期の様に、
数日程度の規模にはなりそうです。

磁場強度は、8nT前後とやや強まっています。
南北成分は、グラフの中央部で南向きにやや強まっていて、
オーロラの活動度を示すAE指数のグラフも、
中央部で大きな変化を示しています。
全体的に太くなっているので、いくらか差し引く必要がありそうですが、
それでも、1000nTに達する変化になっている様です。

高速の太陽風は、しばらく続く可能性があり、
磁気圏の活動にも注目して下さい。




SDO衛星AIA131による、高まってきた2396黒点群の活動の様子。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


2396黒点群の拡大写真。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。