宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/ 8/ 8 08:50 更新 2396黒点群でCクラスのフレアが増えています。高速の太陽風が続いています。 担当 篠原 2396黒点群は、太陽の南側で大きな姿を見せています。 肉眼でも見える大きさに達していて、 今朝、日食メガネを使って見つけることができました。 現在、黒点群は太陽の中心付近と条件も良いので、 専用の日食メガネを使ってぜひ挑戦して下さい。 2396群は、昨日のC4.8以降、フレアの頻度を高めています。 C5.4、C3.4を最大に、 C1〜2の小さいフレアも7回ほど起こしています。 GOES衛星のX線グラフは、 久しぶりに変化が増えて、賑わっています。 SDO衛星AIA131による動画も掲載します。 引き続き、2396群の活動に注目して下さい。 高速風になっていた太陽風は、 昨日のニュースの頃に、460km/秒へ下がっていましたが、 その後、再び速度が上昇して、深夜には560km/秒へ達し、 現在は少し下がっていますが、 520km/秒と高速の状態が続いています。 27日周期の図の前周期の様に、 数日程度の規模にはなりそうです。 磁場強度は、8nT前後とやや強まっています。 南北成分は、グラフの中央部で南向きにやや強まっていて、 オーロラの活動度を示すAE指数のグラフも、 中央部で大きな変化を示しています。 全体的に太くなっているので、いくらか差し引く必要がありそうですが、 それでも、1000nTに達する変化になっている様です。 高速の太陽風は、しばらく続く可能性があり、 磁気圏の活動にも注目して下さい。 SDO衛星AIA131による、高まってきた2396黒点群の活動の様子。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) 2396黒点群の拡大写真。SDO衛星。 (c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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