宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/ 8/ 7 13:57 更新 C4.8の小規模フレアが起きました。太陽風は500km/秒台の高速風になりました。 担当 篠原 今日の昼、7日12時半(世界時7日3時半)に、 太陽の中央南側の2396黒点群で、 C4.8の小規模フレアが発生しました。 特に大きいフレアでもありませんが、 C4を超えるX線強度のフレアは、 世界時7月6日のM1.7以来で、1ヶ月ぶりのことです。 このところ、太陽が静かだったことがよく分かります。 2396黒点群は、昨日から今日にかけても大きく変化をしています。 SDO衛星による拡大写真の動画を掲載します。 この領域では、小さい活動も頻繁に起きています。 今後もフレアの発生に注目して下さい。 太陽風は、昨日の午後から速度が上がり始めて、 500km/秒台の高速風になり、 今朝にかけて550km/秒近くまで高まりました。 しかし、そこから速度は下がり始め、 現在は460km/秒とやや高速程度です。 磁場強度は、7nTから13nTへ高まりましたが、 速度が上がり始めた頃から低下に向かい、 現在は6nTと平均的な強度に戻りつつあります。 磁場の南北成分は、弱い南寄りになりました。 このため、磁気圏でも変化がやや強まっていて、 AE指数は(データが太くなっていて、読みにくいですが)、 500nT前後の小中規模の変化が続いている様です。 27日周期の図を見ると、1日ほど早まっていますが、 前周期の太陽風の強まりが回帰した様です。 太陽風磁場のセクターの切り替わりも到来しています。 前周期のグラフを見ると、 太陽風の速度は、2日ほど経って一回下がり、その後再び上がって、 一週間近く高まった状態が続きました。 今回はどの様な変化になるのか、見比べながら注目して下さい。 SDO衛星による2396黒点群の1日の変化。 (c) SDO (NASA)、動画加工 : 宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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