宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2015/ 8/ 6 13:26 更新 太陽風は穏やかですが、磁場が少し強まっています。 担当 篠原 太陽の南東(左下)の2396黒点群の黒点の様子が、 更に変化しています。 昨日からの変化を、SDO衛星による動画で紹介します。 左右の大きい黒点の間に、小さい黒点が次々と現れ、 動いて行く様子を見ることができます。 GOES衛星のX線グラフは、 Bクラスの小さい活動が目立つ様になっています。 多くは、2396群で起きている現象の様です。 引き続き、この領域の変化に注目して下さい。 太陽風の速度は、420km/秒から380km/秒に下がり、 より低速の状態になっています。 一方、磁場強度は、5nTから8nTへ少し高まっています。 27日周期の図の前周期に見られた、 太陽風磁場のセクター境界や、速度の高まりが、 近づいているのかもしれません。 こちらも、今後の変化に注目して下さい。 磁気圏は概ね穏やかで、 AE指数のグラフは、全体的に太くなっていますが、 後半に小さい変化が見られる程度です。 一方、このまま太陽風の磁場が強まって行くと、 南向きの変化も大きくなって、 磁気圏の活動を高める可能性があります。 (c) SDO (NASA)、動画加工 : 宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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