宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2015/ 8/ 2 11:54 更新 500km/秒台後半の高速太陽風が続いています。C1のフレアが起きました。 担当 篠原 太陽風の速度は、550〜600km/秒と高速の状態が続いています。 磁場強度は、6nTと平均的な値で安定しています。 磁場の南北成分は、グラフの前半は北寄りでしたが、 後半は南にも振れる様になっています。 速度が高まっていることもあって、 AE指数は後半に変化が2回発生しています。 (グラフ全体が太くなっているのは、データの問題ではないかと思います) 高速太陽風の真っ最中ですが、 27日周期の図を見ると、 前周期は、7月6〜7日と2日ほどかけて速度が下がっています。 これを参考にすると、今回の高速風ももう2〜3日程度かもしれません。 太陽では、西の端に沈みかけている2390黒点群で、 C1.5の小規模フレアが発生しています。 Cクラスに達するフレアの発生は、 7月26日以来で、6日ぶりです。 この領域はもうすぐ見えなくなるので、 太陽はこの後も穏やかな状態が続きそうです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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