宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2015/ 8/ 1 10:07 更新 太陽風は570km/秒の高速風になっています。太陽は穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、 昨日から今日の未明にかけてゆっくりと上昇し、 570km/秒の高速の風になっています。 一方、10nTを超えて強まっていた磁場強度は下がり、 6nTと平均的な値に戻っています。 27日周期の図を見ると、 太陽風の速度は、27日前の前周期と同じ様な変化をしています。 このままたどっていくとすると、 高速風は、もう2〜3日くらい続くかもしれません。 太陽風磁場の南北成分は、ACEのグラフの最初と最後で南寄り、 その間は北寄りと変化しています。 このため、AE指数のグラフも、最初と最後に高まりがあり、 途中は低くなっています。 AE指数のグラフ全体が太くなっているのは、 データの問題の可能性があります。 実際の変化の規模は、グラフよりも一段低いかもしれません。 太陽は、X線グラフに目立った変化はなく、 静かな状態が続いています。 黒点も次第に目立たなくなっている印象です。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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