宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:10)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/31 --- ---
7/30 --- ---
7/29 --- ---

黒点  7/31 (NOAA)
磁場 フレア
2389 1 α ---
2390 10 β ---
2391 2 α ---
2392 1 α ---
2393 8 β ---
2394 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:07 449 +5.8
-2 h 380 +1.9
-4 h 396 -5.1
-6 h 410 -3.9
-8 h 414 +0.5
-10 h 386 -4.4
-12 h 365 -6.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
14:30 -16 -/ -
-2 h -24 -/ -
-4 h -19 -/ -
-6 h -12 -/ -
-8 h -10 -/ -
-10 h -10 -/ -
-12 h 10 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 6x10^0
7/31 0.3 1x10^3
7/30 0.5 1x10^3
7/29 0.3 1x10^3
7/28 0.3 6x10^2
7/27 0.3 4x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 7/26 12:32 太陽は穏やかです。太陽風は平均的な状態です。
2015/ 7/27 12:20 太陽は穏やかです。太陽風も400km/秒台前半で穏やかです。
2015/ 7/28 11:40 太陽は静かです。太陽風も穏やかな状態が続いています。
2015/ 7/29 12:09 太陽風は400km/秒と平均的な状態です。太陽も穏やかです。
2015/ 7/30 13:02 太陽風は350km/秒の低速風に変わっています。太陽は穏やかです。
最新のニュース

2015/ 7/31 14:10 更新
太陽風の磁場が強まり、磁気圏の活動を高めています。

担当 篠原

太陽風は、磁場の大まかな方向が切り替わる、
セクターの境界がやって来ました。
27日周期の図にあるように、「太陽から地球方向 (A) 」から、
「地球から太陽方向 (T)」へ変化しています。
27日前とだいたい同じタイミングにやって来ました。

この変化に伴って、太陽風の磁場が強まっています。
今日、31日に入った頃から、
10nTを越えて、15nT近くまで強まりました。
現在は10nTに下がりかけていますが、依然強まった状態です。

磁場の強まりによって、南北成分の変化も振れ幅が大きくなり、
-10nT近い変化が発生したり、
図では小さく見えますが、-5nTの南向きが続いたりしています。

このため、磁気圏の活動も高まって、
AE指数は、1000nTに達する大きな変化や、
500nT前後の中規模の変化が続いています。

現在の太陽風は、450km/秒とやや高速になり、
磁場も10nTに強まっています。
南北成分は北に向いていますが、
再び南に振れて、磁気圏の活動を強める可能性もあります。

SDO衛星AIA193の写真に見える
コロナホールの影響も考えられるので、
しばらく太陽風は変化が続くかもしれません。


一方、太陽は穏やかな状態が続いています。
GOES衛星のX線グラフは、小さい変化が起きている程度です。

東から現れた黒点には、2393群、2394群と番号が付きましたが、
どちらも穏やかな様子です。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。