宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2015/ 7/29 12:09 更新 太陽風は400km/秒と平均的な状態です。太陽も穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、450km/秒から400km/秒へ下がっています。 磁場強度は、5nTで安定していますが、 最後の辺りで、4nTへ下がりかけています。 太陽風は、平均的な状態で穏やかです。 磁気圏も基本的には穏やかですが、 太陽風磁場の南北成分の振れ方により、 AE指数のグラフの前半は、変化が少し大きくなり、 後半は変化が弱まっています。 昨日紹介した様に、 SDO衛星AIA193の南半球に見えるコロナホールの様子が、 前周期と変わり、左右に2つに分かれています。 このため、27日周期の図の前周期の太陽風の変化と 様子が変わっている可能性があります。 右の小さいコロナホールの影響は、明後日くらい、 左の少し大きいコロナホールの影響は、4日後くらいに、 それぞれ変化が見られるかもしれません。 前周期の変化と比べながら、注目して下さい。 太陽は、X線のグラフに特に変化はなく、穏やかです。 東の2391黒点群の下に、小さい黒点がひとつ見えています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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