宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2015/ 7/30 13:02 更新 太陽風は350km/秒の低速風に変わっています。太陽は穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、400km/秒から350km/秒へ下がり、 低速の状態に変わっています。 磁場強度は、4nTで安定していますが、 グラフの最後で強弱の変化をしています。 27日周期の図で前周期のデータを見ると、 7月3日にセクターの切り替わりが到来しています。 その回帰が近づいているのかもしれません。 磁気圏は穏やかで、AE指数は大きな変化はありません。 全体の太さが急に変わっていますが、 これはデータの問題が原因だと思います。 SDO衛星AIA193では、 左側のコロナホールが中心に達しています。 太陽も静穏で、 GOES衛星のX線グラフはほとんど変化していません。 黒点は、南西(右下)の2390群は小さくなり、 隣の2389群はほとんど見えなくなっています。 一方、東側では、昨日現れた黒点に2392群と番号が付き、 更に東側から新しく黒点が現れています。 しかし、活動している様子は特に見られず、 太陽の穏やかな状態はこのまま続きそうです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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