宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:20)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/27 --- ---
7/26 --- ---
7/25 02:33 C2.6

黒点  7/27 (NOAA)
磁場 フレア
2389 8 βγ C3
2390 10 βγ ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:18 465 +2.5
-2 h 446 -0.3
-4 h 439 -0.4
-6 h 419 +0.4
-8 h 416 +1.3
-10 h 421 +3.1
-12 h 411 -0.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -12 -/ -
-2 h -11 -/ -
-4 h -10 -/ -
-6 h -10 -/ -
-8 h -14 -/ -
-10 h -19 -/ -
-12 h -23 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^3
7/27 0.3 4x10^3
7/26 0.3 3x10^3
7/25 0.3 1x10^3
7/24 0.3 2x10^2
7/23 0.3 5x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
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黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 7/22 11:41 太陽風は平均的な速度で落ち着いています。磁気圏は穏やかです。
2015/ 7/23 11:31 太陽風の磁場の強まりは続き、磁気圏の活動をやや高めています。
2015/ 7/24 12:41 太陽風磁場が南向きに強まって、オーロラの活動を強めました。
2015/ 7/25 11:04 太陽風は平均的な状態に戻っています。C2のフレアが2回起きました。
2015/ 7/26 12:32 太陽は穏やかです。太陽風は平均的な状態です。
最新のニュース

2015/ 7/27 12:20 更新
太陽は穏やかです。太陽風も400km/秒台前半で穏やかです。

担当 篠原

2390黒点群が、また少し大きくなっています。
今日もこの1日間の変化を、
SDO衛星の拡大写真による動画で紹介します。

中間部の小さい黒点が移動する様子や、
左右のやや大きい黒点の周囲に、
半暗部(灰色のやや色の濃い領域)が広がっていく様子などが
よく見えています。

SDO衛星の動画を見ると、
2390群では小さい活動は活発に見られるのですが、
Cクラスに達するような規模の変化は起きていません。

太陽では、もうひとつの2389黒点群で、
C1.1の小さいフレアが起きた程度です。

太陽の可視光写真の東端(左端)には、
ぎりぎりで新しい黒点が姿を現しています。
どの様な領域でしょうか。


太陽風は、速度が400〜450km/秒、磁場強度は7nTと、
概ね平均的な値で安定しています。

ただし、ACEのグラフでは、
速度が少し上がりかけているようにも見えます。
小さいコロナホールの影響が見られているのかもしれません。

AE指数は、ずっと200nTくらいの値になっていますが、
これは本当の活動ではなく、データの問題の可能性があります。
そう考えると、500nTを少し超えるくらいの小さい変化がある程度で、
磁気圏も概ね静穏です。




鹿児島高専では、今日から前期の期末試験です。
初日なので、学生たちも緊張している様子でした。
試験は金曜日までと長丁場ですが、
よい結果を目指して、最後までがんばって欲しいです。



2390黒点群の1日間の変化。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。