宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:41)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/24 --- ---
7/23 --- ---
7/22 --- ---

黒点  7/24 (NOAA)
磁場 フレア
2386 1 α ---
2387 6 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:37 443 +2.3
-2 h 444 +1.8
-4 h 443 -0.4
-6 h 463 +0.2
-8 h 480 +2.1
-10 h 487 -1.6
-12 h 469 -0.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -21 -/ -
-2 h -26 -/ -
-4 h -28 -/ -
-6 h -29 -/ -
-8 h -34 -/ -
-10 h -33 -/ -
-12 h -35 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^2
7/24 0.3 2x10^2
7/23 0.3 5x10^2
7/22 0.3 3x10^2
7/21 0.3 2x10^3
7/20 0.5 2x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
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STEREO (STEREO)
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情報ページ
宇宙天気用語集
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Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 7/19 13:02 太陽風は300km/秒まで低速になっています。太陽も穏やかです。
2015/ 7/20 13:26 太陽風の速度は280km/秒に下がり、かなり低速の風になっています。
2015/ 7/21 11:56 太陽風の磁場が強まり、速度も少し上がっています。
2015/ 7/22 11:41 太陽風は平均的な速度で落ち着いています。磁気圏は穏やかです。
2015/ 7/23 11:31 太陽風の磁場の強まりは続き、磁気圏の活動をやや高めています。
最新のニュース

2015/ 7/24 12:41 更新
太陽風磁場が南向きに強まって、オーロラの活動を強めました。

担当 篠原

昨日のニュースの直後から、太陽風の磁場が大きく南に振れ、
-10nTの状態が5時間ほど続きました。
この影響で、磁気圏の活動が高まり、
AE指数は1300nTに達する大規模な変化が発生しています。

Dst指数の速報値も、-69nTまで下がっていて、
小さい磁気嵐になっている様です。

その後、磁場は0nT付近で南北に小さく変化するようになり、
AE指数も、300〜500nTの中小規模の変化に変わっています。

太陽風の速度は、400km/秒から450km/秒とやや高速になり、
磁場強度は、10nTから7nTヘ少し下がっています。
磁場はまだ少し強めなので、南向きに振れると、
磁気圏の活動もある程度高まりやすい状態です。


太陽は、X線グラフは低い状態が続き、
とても穏やかです。

2386黒点群は西の端に近づき、
2387群はほとんど見えないくらいに淡くなっています。

一方、東端の南半球側から、新しい黒点が現れています。
かろうじて無黒点にはならないかもしれません。

と、ニュースを書いている最中に、
東端の新しい領域で、
C1にやっと達する程度の小さいフレアが発生した様です。
X線のグラフに変化が発生しています。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。