宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2015/ 7/21 11:56 更新 太陽風の磁場が強まり、速度も少し上がっています。 担当 篠原 太陽風に変化が発生しています。 昨夜より、磁場強度(ACEの図の白線)が 10nT近くに強まる様な変化が発生し、 今朝からは、15nTまで強まっています。 速度(黄色線)も、追いかけるように今朝から変化が始まり、 290km/秒とかなり遅い状態から、 350km/秒と普通の低速風程度に上がっています。 磁場強度が高まっているので、 速度の変化も、更に続く可能性があります。 引き続き太陽風の変化に注目して下さい。 太陽風磁場の南北成分(赤線)は、 グラフの前半は南(マイナス)に振れていますが、 中盤以降はほとんど北向き(プラス)で推移しています。 このため、AE指数は、前半に400nTの高まりがある程度で、 以降は静かになっています。 一方、磁場強度が強まっているので、 南北成分の振れ幅も大きくなっています。 今後、磁場の方向が南向きに切り替わると、 磁気圏の活動も強まる可能性があります。 太陽は、目立った活動はなく穏やかです。 GOES衛星のX線グラフも、だいぶ低い値に下がっています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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