宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2015/ 7/23 11:31 更新 太陽風の磁場の強まりは続き、磁気圏の活動をやや高めています。 担当 篠原 太陽風の速度は、 昨日のニュース以降に340km/秒まで下がり、 半日ほど経過して、再び400km/秒へ上がっています。 変化としては小幅で、27日周期の図の速度のグラフでは、 特に目立ってはいません。 太陽風の磁場強度は、10nTに高まった状態が続いています。 南北成分は、次第に南寄りに変化するようになっています。 このため、オーロラの活動度を示すAE指数のグラフも、 後半に1000nTに達する大きな変化を記録しています。 太陽風は、基本的には穏やかに推移すると思われます。 磁場の強まりは、どのくらいまで続くでしょうか。 太陽は、GOES衛星のX線グラフにほぼ変化がなくなり、 とても静かです。 2387黒点群は、さらに黒点が目立たなくなり、 2386群は、西の端に近づいています。 久しぶりに無黒点状態になるのか、 新しい黒点が現れるのか、今週の後半にかけて注目して下さい。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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