宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:26)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/20 --- ---
7/19 --- ---
7/18 23:19 C1.8

黒点  7/20 (NOAA)
磁場 フレア
2384 1 α ---
2386 4 α ---
2387 11 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:17 283 -2.6
-2 h 278 +0.8
-4 h 278 -0.7
-6 h 286 +0.9
-8 h 287 +0.9
-10 h 293 +0.1
-12 h 294 -0.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -7 -/ -
-2 h -7 -/ -
-4 h -7 -/ -
-6 h -7 -/ -
-8 h -8 -/ -
-10 h -10 -/ -
-12 h -11 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^4
7/20 0.3 2x10^4
7/19 0.3 1x10^4
7/18 0.4 2x10^4
7/17 0.3 1x10^4
7/16 0.3 6x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 7/15 12:09 太陽風は再び高速風に戻っています。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2015/ 7/16 14:05 太陽風は500km/秒の高速風です。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2015/ 7/17 12:27 高速の太陽風は終わりつつあります。STEREO Ahead衛星の観測が再開されています。
2015/ 7/18 14:40 太陽風は低速になっています。太陽も静かです。
2015/ 7/19 13:02 太陽風は300km/秒まで低速になっています。太陽も穏やかです。
最新のニュース

2015/ 7/20 13:26 更新
太陽風の速度は280km/秒に下がり、かなり低速の風になっています。

担当 篠原

太陽風の速度は、300km/秒から更に下がって、
今朝くらいから、280km/秒とかなり遅い風になっています。
磁場強度は、3〜4nTとやや弱い状態です。

磁場の南北成分は、小さく南北に変化する程度です。
速度がかなり遅くなっていることもあり、
オーロラの活動度を示すAE指数のグラフは、
小さい山がひとつある程度で、とても穏やかです。

低速の穏やかな太陽風は、しばらく続きそうです。


太陽では、昨夕、19日16時(世界時19日7時)に、
南西部(右下)でフィラメントの噴出が発生しています。
SDO衛星AIA304による動画を掲載します。
フィラメントの黒い帯が、勢いよく右下に噴き出しています。

SOHO衛星LASCO C3では、
CME(太陽ガスの放出現象)として観測されています。
この動画によると、ガスは右方向へ飛び出しているので、
地球への影響はなさそうです。

GOES衛星のX線グラフは、
このフィラメント噴出によるC2.1の変化以外にフレアの発生はなく、
太陽は穏やかです。



太陽の南西で発生したフィラメント噴出の様子。SDO衛星AIA304。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


フィラメント噴出によるCMEの様子。SOHO衛星lASCO C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。