宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2015/ 7/22 11:41 更新 太陽風は平均的な速度で落ち着いています。磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 昨日のニュースの後、太陽風の速度は400km/秒まで上がりました。 速度の上昇はそこで止まり、現在は380km/秒と下がりかけています。 一方、太陽風の磁場強度は、10nTに強まった状態で安定しています。 太陽風の変化はこの辺りで落ち着くのでしょうか。 磁場の南北成分は、グラフの前半に南向きの変化がありますが、 以降は、0nT付近で小さく変化しています。 このため、AE指数のグラフも、前半に500nT近い変化が起きていますが、 その後は、小さい変化が見られる程度です。 磁場強度は強まったままなので、南北に変化するようになると、 振れ幅も大きくなって、磁気圏の活動を高める様になるかもしれません。 基本的には、太陽風はこれから穏やかになっていくと思いますが、 19日夜に発生したCMEの弱い影響が、 今夜から明日にかけてやって来るかもしれません。 GOES衛星のX線グラフは、Bクラスの小さい変化があるだけで、 太陽は穏やかです。 可視光写真の2387黒点群は、黒点が淡くなり、 縮小している様です。 太陽面は寂しくなっています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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