宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:27)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/17 --- ---
7/16 --- ---
7/15 --- ---

黒点  7/17 (NOAA)
磁場 フレア
2384 4 α ---
2386 2 α ---
2387 5 β ---
2388 4 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:18 459 -1.8
-2 h 457 -1.2
-4 h 458 -0.5
-6 h 464 -1.7
-8 h 492 -1.5
-10 h 472 -1.9
-12 h 502 +0.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -17 -/ -
-2 h -16 -/ -
-4 h -17 -/ -
-6 h -17 -/ -
-8 h -16 -/ -
-10 h -16 -/ -
-12 h -18 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 8x10^3
7/17 0.3 1x10^4
7/16 0.3 6x10^3
7/15 0.3 6x10^3
7/14 0.4 6x10^3
7/13 0.3 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 7/12 12:30 太陽風は600km/秒の高速風に高まっています。
2015/ 7/13 11:56 太陽風の速度は650km/秒に上がっています。磁気圏も活動的な状態です。
2015/ 7/14 12:31 太陽風の強まりにより、磁気圏の活動も高まりました。高速風は終わっています。
2015/ 7/15 12:09 太陽風は再び高速風に戻っています。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2015/ 7/16 14:05 太陽風は500km/秒の高速風です。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2015/ 7/17 12:27 更新
高速の太陽風は終わりつつあります。STEREO Ahead衛星の観測が再開されています。

担当 篠原

太陽の反対側を通過していたSTEREO Ahead衛星の観測が、
再開されています。
Webページでは、今週の半ばから最新画像の公開が始まっていた様で、
観測再開後の7月11日から16日までの
EUVI 195カメラによる動画を1枚目に掲載します。
7月3日頃にこちら側を通過していたコロナホールが、
太陽の反対側を進んでいる様子を見ることができます。

そして、STEREO衛星の位置を2枚目に掲載します。
「A」と記されたAhead衛星は、
太陽の向こう側を右から左へ通り抜けたところです。
今後、更に左に進んで行き、
地球へやって来る太陽風の変化を、
先回りして観測することができる位置に入ります。
STEREO Ahead衛星の今後の活躍が楽しみです。



太陽風の速度は、500km/秒から460km/秒へ少し下がり、
高速風は終わりに向かっている様です。
磁場強度は、4〜5nTと平均的な値を推移しています。

磁気圏の活動も小さくなっていて、
AE指数は、グラフの前半に500nTの変化がありますが、
以降は、200nT程度の弱い変化のみです。

太陽風は、この後は低速の状態に向かいそうです。
27日周期の図では、前周期の6月22日から太陽風が強まっていますが、
これは、フレアによる突発性の乱れで、周期性はありません。
更に27日前の周期では、太陽風は穏やかに推移していました。


太陽は、フレアの発生は特になく、穏やかです。



太陽の反対側を通過して、観測が再開されたSTEREO Ahead衛星による、7月11〜16日の太陽。
(c) STEREO (NASA)


STEREO衛星の現在の位置。「A」の赤丸がAhead衛星。
(c) STEREO (NASA)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。