宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/ 7/14 12:31 更新 太陽風の強まりにより、磁気圏の活動も高まりました。高速風は終わっています。 担当 篠原 650km/秒に高まっていた太陽風の速度は、 昨日のニュースの頃がピークだった様で、 その後はゆっくりと低下して、 現在は460km/秒と平均的な状態に戻りつつあります。 27日周期の図を見ると、今回の高速風は3日ほど続き、 前周期より1日ほど短くなってた様です。 太陽風の磁場強度も、10nTから7nTに下がっていますが、 まだ少し強まった状態です。 南北成分は、今日の未明くらいまでは、 -5nT前後と南向きに振れていました。 速度が高まっていることと重なって、 磁気圏の活動はかなり活発になり、 AE指数は、1000nT前後の激しい活動が続き、 1500nTに達する変化も発生しています。 この2つめの1500nT近い変動の頃の、 昭和基地の様子を動画で紹介します。 空全体を覆う様にオーロラの輝きが押し寄せてきます。 今朝以降、磁場の南北成分は0nT付近に下がっています。 太陽風の速度も下がっているため、 磁気圏の変化は小さくなっていくでしょう。 太陽は、フレアの発生はなく、穏やかです。 黒点の様子も、変化はありません。 放射線帯の高エネルギー電子は、やや増加しましたが、 10,000に達するほどの変化にはなっていません。 南極の昭和基地で、世界時13日19時半に観測されたオーロラ。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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