宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:05)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/16 --- ---
7/15 --- ---
7/14 --- ---

黒点  7/16 (NOAA)
磁場 フレア
2381 2 β C1
2384 5 β ---
2386 2 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:56 500 -1.4
-2 h 496 +0.8
-4 h 494 -1.3
-6 h 521 -3.8
-8 h 492 +0.2
-10 h 484 -0.1
-12 h 492 -0.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
14:30 -16 -/ -
-2 h -18 -/ -
-4 h -19 -/ -
-6 h -17 -/ -
-8 h -16 -/ -
-10 h -15 -/ -
-12 h -15 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^3
7/16 0.3 6x10^3
7/15 0.3 6x10^3
7/14 0.4 6x10^3
7/13 0.3 3x10^3
7/12 0.4 7x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 7/11 13:00 太陽風の速度は500km/秒台に高まり、磁気圏の活動もやや強まっています。
2015/ 7/12 12:30 太陽風は600km/秒の高速風に高まっています。
2015/ 7/13 11:56 太陽風の速度は650km/秒に上がっています。磁気圏も活動的な状態です。
2015/ 7/14 12:31 太陽風の強まりにより、磁気圏の活動も高まりました。高速風は終わっています。
2015/ 7/15 12:09 太陽風は再び高速風に戻っています。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2015/ 7/16 14:05 更新
太陽風は500km/秒の高速風です。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

昨日に続いて、ニュージーランドのオーロラを紹介します。
今日は、南島クィーンズタウンの米戸 実さんよりいただいた、
13日のオーロラの写真です。

世界時13日9時38分、11時28分の撮影で、
昨日の2、3枚目の写真の前後の撮影です。
すると、低空に縦に伸びる光の筋は、同じオーロラかもしれません。

今日の1枚目では、大マゼラン雲の左に見えるオーロラの筋が、
昨日の2、3枚目では、マゼラン雲のすぐ左下に写っています。
撮影地の違いも考慮する必要がありますが、
見比べていると、いろいろと想像が掻き立てられます。

また、今日の写真は赤色がとても強く写っていますが、
天体写真用に赤外のフィルターを外したカメラを使っているためで、
通常のカメラと撮り比べると、赤色の写りが全く違ったとのことです。

Dst指数が -60nTに下がって、
小規模の磁気嵐に発達した頃のオーロラです。
深い赤色の広がりがとても印象的です。
どうもありがとうございます。



太陽風は、500km/秒と高速の風が安定して続いています。
磁場強度は、7nTから5nTに少し下がり、平均的な状態です。

磁場の南北成分は、グラフの後半から南寄りに傾向が変わり、
オーロラの活動度を示すAE指数も、後半から変化が高まっています。

太陽風は、11日以降増減しながらも強まった状態が続いています。
特に後半は、前周期に見られなかった変化で、
高速風がどのくらいまで続くのか注目して下さい。


太陽は、X線のグラフには特に変化はなく、穏やかです。
黒点は、西側にひとつと東端にひとつ、
新しい領域が現れています。



ニュージーランド南島クィーンズタウンで、世界時13日9時28分に撮影されたオーロラ。
(c) 米戸 実氏


ニュージーランド南島クィーンズタウンで、世界時13日11時58分に撮影されたオーロラ。
(c) 米戸 実氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。