宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:08)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/11 --- ---
7/10 --- ---
7/ 9 12:31 C1.9

黒点  7/11 (NOAA)
磁場 フレア
2373 1 α ---
2375 1 α ---
2378 3 β ---
2379 4 α ---
2381 15 β C2
2383 3 β ---
2384 4 β ---
2385 13 β C1

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:56 524 +4.4
-2 h 476 -6.4
-4 h 523 +0.8
-6 h 380 -2.9
-8 h 359 +0.8
-10 h 346 +1.1
-12 h 345 +1.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -13 -/ -
-2 h -16 -/ -
-4 h 7 -/ -
-6 h 8 -/ -
-8 h 0 -/ -
-10 h -3 -/ -
-12 h -7 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^2
7/11 0.3 7x10^3
7/10 0.3 3x10^3
7/ 9 0.3 2x10^3
7/ 8 0.4 1x10^3
7/ 7 0.4 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 7/ 6 11:05 500km/秒の高速太陽風が続いています。磁気圏もある程度活動的です。
2015/ 7/ 7 12:02 M1の中規模フレアが2回発生しました。高速の太陽風が続いています。
2015/ 7/ 8 11:38 太陽風は400km/秒近くに下がっています。磁気圏も穏やかです。
2015/ 7/ 9 13:27 太陽風はやや低速です。太陽も穏やかです。
2015/ 7/10 13:16 太陽風は更に低速になっています。太陽は穏やかです。
最新のニュース

2015/ 7/11 13:00 更新
太陽風の速度は500km/秒台に高まり、磁気圏の活動もやや強まっています。
2015/ 7/11 13:08 追加 
AE指数は1200nTと大きく変化しています。

担当 篠原

太陽風の強まりが始まりました。
11日3時(世界時10日18時)頃から、
太陽風の磁場強度が、5nTから10nTへ強まりました。
続いて、11日6時(世界時10日21時)頃から速度も上昇を始め、
350km/秒の低速状態から、500〜550km/秒の高速風に変わっています。
速度が上がった頃には、磁場強度も更に強まっていて、
現在は、15〜20nTで推移しています。

27日周期の図を見ると
高速風の始まりは、前周期と同じようなタイミングでした。

磁場の南北成分は、南と北に大きく振れていて、
-10nTと強い南向きも発生しています。
AE指数も変化が始まっていますが、
今のところ、500nT程度とそれほど強まっていません。

それでも、南極の昭和基地では活発なオーロラが観測されています。
AE指数が強まり始めた頃の全天カメラによる動画を掲載します。

27日前の前周期は、これから4日ほど高速風が続きました。
今回はどうなるでしょうか。


太陽は、C1.1の小さいフレアが1回起きた程度で、
穏やかです。

2015/ 7/11 13:08 追加 (篠原) 関連の図はページの最後にあります
記事を書いていた間に、AE指数のグラフが更新されていて、
掲載した図には、1200nTの大きい変化が記録されていました。

高速太陽風の影響で、磁気圏の活動は高まっているようです。



南極の昭和基地で、世界時10日23時頃に撮影されたオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




2015/ 7/11 13:08 追加


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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。