宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2015/ 7/11 13:00 更新 太陽風の速度は500km/秒台に高まり、磁気圏の活動もやや強まっています。 2015/ 7/11 13:08 追加 AE指数は1200nTと大きく変化しています。 担当 篠原 太陽風の強まりが始まりました。 11日3時(世界時10日18時)頃から、 太陽風の磁場強度が、5nTから10nTへ強まりました。 続いて、11日6時(世界時10日21時)頃から速度も上昇を始め、 350km/秒の低速状態から、500〜550km/秒の高速風に変わっています。 速度が上がった頃には、磁場強度も更に強まっていて、 現在は、15〜20nTで推移しています。 27日周期の図を見ると 高速風の始まりは、前周期と同じようなタイミングでした。 磁場の南北成分は、南と北に大きく振れていて、 -10nTと強い南向きも発生しています。 AE指数も変化が始まっていますが、 今のところ、500nT程度とそれほど強まっていません。 それでも、南極の昭和基地では活発なオーロラが観測されています。 AE指数が強まり始めた頃の全天カメラによる動画を掲載します。 27日前の前周期は、これから4日ほど高速風が続きました。 今回はどうなるでしょうか。 太陽は、C1.1の小さいフレアが1回起きた程度で、 穏やかです。 2015/ 7/11 13:08 追加 (篠原) 関連の図はページの最後にあります 記事を書いていた間に、AE指数のグラフが更新されていて、 掲載した図には、1200nTの大きい変化が記録されていました。 高速太陽風の影響で、磁気圏の活動は高まっているようです。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC 2015/ 7/11 13:08 追加 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |